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先週のことになるが、念願だった飯田橋の蕎麦屋「喬楽亭」に入った。

 食べログで3.78で口コミが約1000件。蕎麦屋としては、いわゆる老舗を除くとトップクラス。日本酒の品揃えが見事ということだ。

 実は一度20分ほど並んだことがあったが待ちきれずに入店を断念したことがあったが、今回は金曜日なのに並びなしですっと入れた。

 まずメニューを拝見。

 なかなかイイ値段だ。

 こづゆ530円とかニシンの山椒漬け980円など会津郷土料理がメニューにあるし、日本酒も会津を中心に福島の酒が多いので聞いてみると、やはり店主は会津出身だった。

 会津郷土料理のこづゆ。

 会津郷土料理のニシンの山椒漬け。

 天ぷらが3000円で天ぷら盛り合わせが6000円という値段におそれをなして、酒(飛露喜、弥右衛門)をアジの刺身を肴に飲んで、早々とそばへ。

 蕎麦もなかなかイイ値段ではあるが、料理ほどではない。

 ざると田舎の2色盛り1100円。

 季節が季節だけにまず香りがない。田舎はもっと太く切ってざると差別化してほしい。

 旨い蕎麦という印象は受けなかった。ちょっと残念だった。

 確かに料理は旨いが、こんな高級料理屋みたいな蕎麦屋に行列ができるのだから、やはり東京だなあ。

 といいながら 行列なしならまた来そうだ。

 喬楽亭の外観。店の右側は蕎麦打ち部屋。

 飯田橋の駅から5分とあるが、改札口から最寄り出口のB3出口まで7、8分歩く。

(2022.7.1「岸波通信」配信 by 三浦彰 &葉羽

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