なんで「ナンバー」が将棋特集なんだあ〜。
まあスポーツが盛り上がらんから、しょうがないけど。
でも、藤井聡太は将棋界のみならず、低迷ニッポンの絶対ヒーローだからなあ。 羽生善治ファンだった私も、藤井聡太に乗り換えましたから。ハイ。
「週刊文春」よ、藤井聡太のスキャンダルを載せたら、承知しないよ!
それはともかく、今や、棋士レーティングでダントツの一位、今年40勝6敗、勝率8割6分の18歳の天才棋士藤井聡太に天敵あり。
なんと5戦して0勝5敗の、勝てない棋士がいるのだ。それは豊嶋将之竜王(30歳)!
さすがの藤井聡太もA級(棋士はC2、C1、B2、B1、Aクラスに分かれ、1年に1クラスしか上がれない。Aクラスリーグで成績第1位が名人に挑戦できる。藤井聡太は現在B2級)棋士には23勝13敗で勝率6割3分9厘の成績だが、豊嶋に5連敗しているのは解せない。何かあるのか?ただの偶然か?
豊嶋将之は、藤井聡太と同じ愛知県生まれ。
藤井聡太は瀬戸市生まれで現在も同市在住だが、豊嶋は一宮市生まれだが、生まれてすぐ父親の弁護士事務所開業のため大阪に引っ越し、師匠は桐山清澄九段だ。
最近渡辺明(36歳)に名人を明け渡したが、名人・竜王の2大タイトルを持つ名実ともに最強棋士だった。レーティングでは4位の棋士。
渡辺明新名人
渡辺明、豊嶋将之、永瀬拓矢二冠(28歳)の3人が藤井聡太に拮抗できる棋士だと思うが、渡辺明からは7月に3勝1敗で棋聖のタイトルを奪取したし、永瀬拓矢とは棋聖の挑戦者決定戦、王位の挑戦者決定戦で連続勝利しているから、実力差を見せつけた。
しかし、なぜ豊嶋将之には勝てないのか。
現在の将棋界の最大の謎である。
(2020.9.25「岸波通信」配信 by
三浦彰 &葉羽)
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