映画「裏切りのサーカス」(2011年トーマス・アルフレッドソン監督)をTV録画で見る。
録画するかどうか迷ったが、まあジョン・ル・カレ原作だし、と思って録画したのが運のツキ。
いやあ、登場人物が多く、また名字と名前が入り混じって呼ばれるから、メモ取って見なきゃいけない。
それにカーラなんていう女みたいな名前なのに、後ろ姿しか登場しないソ連の男性大物スパイがいたり、とにかくなんでこんなに複雑に作らなきゃいけないんだ💢。頭悪いんじゃない💢と思いつつ、結局2回見させられた。馬鹿みたい💢
トーマス・アルフレッドソン監督いわく「頭が悪くて馬鹿なのはお前だ!」。
それにこの訳の分からないタイトルはなんとかならないのか!
サーカスというのは英国情報部がケンブリッジ・サーカスにあるからそう呼ばれているからだが、そんな説明は一切ない。
ジョン・ル・カレの原作(1974年)は「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」で直訳すると「鋳掛屋、仕立屋、兵士、スパイ」だが、どっちもどっちか。
主人公ジョン・スマイリー役のゲイリー・オールドマンなかなか渋いなあ。意外に小柄(175センチらしい)。
このジョン・スマイリーにもソ連のスパイ容疑がかかっているんですよ、実は。
そして、かつての同僚の4人(写真下↓)の中にソ連の二重スパイがいる!
まあ、2時間18分の映画を見なくても私にはわかるけどな。
しかし、全編に溢れるホモ・ラブ礼賛というのはなんとかならんのか。むしろこれがテーマのような気もするが。
これは1970年あたり米ソ冷戦時代の話だが、イギリスってやはりそんなに盛んなのかね。
ホモとバイセクシュアルの比率がその国の文明度を測る基準なんて言われ始めてるが(笑)。