葉羽 好山楽翁師匠が遂に好山園近くの山懐(ふところ)に場所を求め、家を新築しました!
ところが、この場所は好山園に通うには近くなったものの市街地からはかなり距離があるのです。そうなると、不便をかけるのは奥さん。
そりゃあ分かりますよ。だって、師匠の奥さんは、この辺りに出没する野生のクマや猿軍団と戦うには、あまりにもか弱いんですから・・・。
だけど師匠は、頑として聞き入れず、“離婚覚悟”で家を作っちゃいました。(あはははは! 師匠、何度目ですか?)
なんせ、自然と共に暮らすのは長年の楽翁師匠の夢・・・いわば譲れない“男のロマン”なんですから。でもね・・・結局、奥さんはついて行きました。(エライねぇ!)
楽翁師匠も、きっと奥さんを幸せにする自信があったのでしょう。“割れ鍋に綴じ蓋”・・・赤い糸に結ばれた二人ですものね!
(2005.1.7)
葉羽 楽翁さんの家と好山園山荘は車で10分ほどの距離。行き来は簡単ですが、冬になると雪に閉ざされて通行止めのため利用できません。
季節のいい間は、一人で山荘に泊まり込むことも多かったですが、もちろん電気も水も通信も無いので、水はポリタンクで持ち込み、明りはランプ、テレビや電話もない(当時はガラケーで電波が入らない)ので、本でも読んでいたのでしょうか。
たまに行くのはいいけど、連泊が続くとキツかったでしょうね。お風呂もないし。
でも、その「不便さ」をこよなく愛したのも、やはり楽翁師匠でした。
(※06の写真が楽翁師匠の自宅から見た初日の出)
(2023.6.12追記) |