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「Believe」Blue Piano Man
Photo by 葉羽&好山楽翁

  終わらない物語  (詩:葉羽)

 あの日僕たちは荒野を目指そうと誓った
 果てしのない地平線の向こう
 まだ人の手が触れないアルカディア

 その道は遠くとも
 苦難が待ち受けようと
 この世に僕たちが生かされた意味は
 きっとそこにあるはずだと

 君は泣いているのか?
 いつしか老いてしまったことを・・・
 途方にくれているのか?
 いつしか夢を見失って・・・

 アインシュタインは言った
 宇宙の真理を究めるために
 自分に与えられた時間は
 こんなにも少ないと

 そうさ、「目的」は人を奮い立たせる
 人生を嘆くのはまだ早過ぎる
 届かない夢でもいいじゃないか
 追い続けることこそ僕たちが生きた証

 

(※クリックでスタート↓)
     

01 秋深い好山荘

 

02 せせらぎへ続く道

 

03 好山園遠景

04 たわわなあけび

 

05 第二倉庫

 

06 第一倉庫

 

葉羽 走り続けて来た友人がつい漏らした弱音・・そりゃ長い人生、走り続ければ疲れる事だってあるさ。

 でもねぇ・・食べて寝るだけの暮らしにあこがれるなんて言っちゃだめさ。

 山口伊太郎さん見てごらん、曻地三郎さん見てごらんよ。この世には、まだ誰も見ていない美しいものや大切なものがあるはずなんだ。人間は誇り高く生きなければ。

 さあ、少しだけリフレッシュしたら、また僕と一緒に走り出そうじゃないか。

(2004.11.15)

    

葉羽 もう一人のアウトドアの師匠・太公望フジにゃんもそうですが、楽翁師匠も自由に趣味に生きてた人でした。

 楽翁さんの夢は「自給自足」。離婚覚悟(奥さんに内緒)で好山園山荘を建て、果実の生る樹を沢山植え、しかも周囲は山菜の宝庫でした。

 ところが、猿軍団の住処になってしまって熾烈な闘いがあったり、原因不明の出火で山荘が消失したり、ようやく第二山荘を建てたと思ったらフクイチの原発事故で、全て食べられなくなりました。

 その度に大きく落ち込んだはずですが、それでも好山園の管理と養生を絶やさず、ようやく・・と思ったところにコロナ禍が襲ったのです。

 まあ、人生に障害は付きもの。いろんな事があったけれど、いつも前向きな人でした。

 この写真は第一山荘の頃、楽翁師匠を写した僕の大好きな写真です。

(2023.6.5追記)

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