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「Believe」Blue Piano Man
Photo by 好山楽翁「好山園の一日」

  生かされて生きている  (詩:葉羽)

 ねえ君。
 僕たちは 長い長い回り道をして
 やっとここに辿り着いたんだね。

 せせらぎの光がこんなに綺麗だなんて
 気づきもしなかった。

 鳥の声がこんなに優しいだなんて
 思いもしなかった。

 初めからそこにあった真実。
 “生かされて生きている”
 そう、僕たちは
 生かされて生きて来たんだね。

 

好山園山荘近くのせせらぎ
せせらぎへと向かう道
楽翁師匠と令婦人
(師匠の顔が隠れちゃいました。)

む、何か動いた!
(イワナがたくさん生息するせせらぎを覗き込む。)

さあ、行くわよー!
(張り切るニュージーランドのニコちゃんと、
心配そうに見つめるNISHI君&友人A)

うひゃー、たまりませんなぁ。
(ここが流れの中央地帯。
ビールもつまみもふんだんに取り放題。


さぁ、どっからでもかかってきなさい!
(準備万端、待ち受ける受けるNISHI君の友人B)

あのー、こっち側から入れた方が楽ですよ。
(へっぴり腰のニコちゃんにNISHI君がアドバイス。)
「あっ、そっかー!」

おーい、もうちょっとゆっくりにしてぇ!
(しんがりを守備するNISHI君の友人AとB。
ソーメンが池に流れ込むのを阻止せんと、
獅子奮迅の大活躍。


あらぁ、キレイだわ。
(流れのシャッターチャンスを狙うニコちゃん。)

いやー、もう食えないっス。
(ギブアップ宣言。
ユウキの友人チャマキ(八巻)くん。)

「細~く、撮ってね。」
「チャマキの隣じゃムリムリ!」
(ユウキにフラレたので、
チャマキを巻き込むケイコ。


  撤収完了。
(おーい、この帽子誰んだぁ?)

「また来る?」
「ん、サイコーだな。」 (葉羽&親父)
「ところで、ユウキは何処いったんだ?」

 

葉羽 何故、今回の写真は、ピントも甘いし“クリックで拡大”しないのかって? すみません。実は、それどこでなかったので・・・。

 最終コーナーを回ってから、ようやく少し余裕ができたので、固め撮りしたんです。 では、いったい何があったのか?

 その実況中継は、通信その113「好山園の一番長い日」をご覧ください。

(2004.8.1)

    

葉羽 あらためて編集しながら気付いたのですが、この好山園初めての流しソーメンに、うちの亡くなった親父も一緒に連れて行ってたんですね。

 一生働きづめで、のんびりした旅行など皆無な親父でしたが、この時は悠々と寛げたのではないかと思います。

 友達と呼べる存在が居なかった親父でしたが、僕が大勢の仲間に囲まれている事を喜んでくれたかもしれません。

 また、この『生かされて生きている』の詩も、そんな親父との会話から生まれたのかもしれないと気付きました。

 親父の事を思い出すことはあまりありませんでしたが、それを思い出させてくれた好山園、そして好山楽翁師匠に感謝です。

(2023.5.1追記)

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