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「Believe」Blue Piano Man
Photo by 好山楽翁

  といき (詩:マラルメ 訳詩:上田敏)

 静かなるわが妹、君見れば、想いすずろぐ。

 朽葉色に晩秋(おそあき)の夢深き君が額(ひたひ)に、

 天人の瞳なす空色の君がまなこに、

 憧(あこが)るるわが胸は、苔古りし花苑(はなぞの)の奥、

 淡白き吹上(ふきあげ)の水のごと、空へ走りぬ。

 

 その空は時雨月(しぐれづき)、清らなる色に曇りて、

 時節(おりふし)のきはみなき鬱憂は池に映ろひ

 落葉(らくよふ)の薄黄なる憂悶(わずらひ)を風の散らせば、

 いざよひの池水に、いと冷やき綾は乱れて、

 ながながし梔子(くちなし)の光さす入日たゆたふ。

 

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01 アヤメアヤメ

 

02 ソルダムソルダム

 

03 なめこなめこ

04 スミルナスミルナ

 

05 栗
栗

 

06 あったか湯あったか湯

 

 第二集と第三集に掲げたサッフォとマラルメの詩、その訳詩はともに上田敏・・・この二つの詩は、実は僕が高校生の頃に曲を付けて歌っていたものなのです。

 上田敏訳詩で作曲したのは、他にガブリエレ・ダンヌンチオの「燕の歌」やアレントの「わすれなぐさ」があります。

 そう言えば・・・MIZO画伯は、佐藤春夫の「少年の日」に曲を付けてたっけ。

 「少年の日」 佐藤春夫

野行き 山行き 海辺行き

真昼の岡辺 花を敷き

つぶら瞳の君故に

愁いはあおし 空よりも・・・

 うーむ。いい詩だなぁ。

葉羽(2004.7.14)

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