そして高校生活初の正月を迎え、TVの正月番組で琴の演奏に触れて感激した僕は、一週間と開けずに市内の福島女子高前にあった生田流宮城道夫派の筝曲教室に弟子入りした。
そこからは猛烈に琴演奏に傾注し、難曲に挑戦して免状を取得することになる。
TVの筝曲演奏に感激!
その恩師(高齢女性)は女性のお弟子さんだけを取っていたので、どうやら男性の弟子は僕が初めてだったようだ。
どうやって口説き落としたのか、誰かに紹介してもらったのか覚えていないが、当時の自分の行動力に今更ながら驚愕する思いだ。(もしかしてオチバの姉さんからの紹介?)
今、ハマっている宮島未奈の小説『成瀬は天下を取りにいく』の主人公成瀬あかりもカルタで優勝を目指したりMー1グランプリに挑戦するなど破天荒な生き方だが、そのエネルギッシュな行動力を見るにつけ、当時の自分の姿と重なる想いがする。
『成瀬は天下を取りにいく』(当時の自分みたい・・)
ともあれ、高校生活では先に書いたバンドの件、映画主演の件などいろいろあったのだが、3年生になると受験一辺倒になる。
その頃の相方連中は同級生の佐藤カオルとオータケ、そして片平というメンバーだったが、そのエピソードはいったん割愛する。
受験願書を出したのは東北大経済学部一本で、二期校も受けなければ滑り止めの私立も受験しなかった。自信があったというよりは無謀な挑戦で、おそらく世の中の事も自分自身もよく見えていなかったのだろう。