Our Way of Ra-a-men 190
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられないもう一人の男”が、またまたやって参りました。
もちろん、あのカリスマ彰氏でございます。
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田無 大勝軒
(西東京市田無町) |
今回は、池袋を離れて西武新宿線で田無へ。
2系統ある『大勝軒』のうち「永福町大勝軒」の系列店をお試し!
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 田無大勝軒!
保谷のこもれびホールで三ツ橋敬子指揮東京フィルの演奏会があるというので、西武新宿線で田無まで行って(所要10分)、田無駅前から西武バスに乗って保谷庁舎で降りた(所要15分)。
昼飯は田無駅近辺で食べようと、2年ほど前に食べて旨かったラーメン屋の瑞風(みずかぜ)で食べようと思って覗いたら10人ほどの行列が出来ていて断念。
事前に食べログで調べていた「田無 大勝軒」へ。
現在大勝軒には2つの流派がある。
ラーメンの神様こと山岸一雄(2015年に80歳で死去)を開祖とする東池袋大勝軒(山岸一雄は中野大勝軒出身)と草村賢治(2018年死去)を開祖とする永福町大勝軒(創業1955年)の2つである。
永福町大勝軒の創業者の故草村賢治
今回食べた田無 大勝軒は、永福町大勝軒から分派した保谷大勝軒からさらに分派して2019年5月にオープンした。
私は12時40分ごろに入店したが、下の写真は店を出る13時過ぎの様子↓
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田無 大勝軒
(西東京市田無町) |
13時10分ごろには6人ほど行列ができていた。
田無駅北口から歩いて5分の好立地だ。
近くには「西の」という行列店や「竹屋 田無店」などのラーメン屋がある。南口には「ラーメン くれは」という食べログ高得点の店もある。
田無はラーメン激戦区化しているようだ。
券売機
私は永福町大勝軒では2度食べたことがある。最初は草村賢治が健在だった頃である。いやあ、この店のラーメンは、金属製のお盆を含めまさに永福町大勝軒の再現であった。
煮干しの香りが強い節系スープが食欲をそそる超熱々の醤油味で麺は中細の縮れ麺。
客のかなりは「麺硬め」と言いながら自販機で買った食券を出す。さらにアルバイトの女の子がいちいち客に「ゆずの皮は入れていいですか?」と聞いている。
2玉がまるまる入って850円。さすがにちょっと多い。後で気がついたが、2玉ではなく1.5玉の中華そば小800円というのもあった。こっちすべきだった。
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中華そば(2玉)
+味玉
(田無 大勝軒) |
私は110円の味玉をトッピングした。ちょっと減点なのはチャーシューがパサパサなことぐらいだろうか。
しかし、永福町大勝軒のチャーシューもパサパサしていたから、忠実にやっているようだ。
ライス、チャーハン、餃子などは一切扱わず、ビールを始めアルコール類とソフトドリンクも一切なし!
ラーメン以外ではワンタン麺があるだけというこの徹底ぶりは潔いというか、それだけスープと麺(たぶん上述の草村麺製作所からの仕入れだと思う)に自信があるのだろう。
今度来たときはワンタン麺を注文してみよう。
そんなに頻繁に食べたいかと言われれば、2年に一度ぐらいでいいとは思う。
しかし、永福町大勝軒をかなり忠実に再現していて、65点(100点満点で65点が合格点)は献上したいラーメンだ。
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end of the “その190「永福町大勝軒の正統的後継店である
田無大勝軒で煮干し香るラーメンを食す」” ///
《追伸》
なるほど・・この永福町大勝軒の系列は全く知らなかった。
郡山市富田の「郡山大勝軒」で食べたことがあるが、そっちは山岸一雄系で、写真を比べるとラーメン系は全く別物なんだな。
らぁめん@郡山大勝軒
東池袋店ではトッピングのチャーシューが400円、メンマが350円と聞いて「高いな~」と思ったんだが、こちら永福町系ではリーズナブルな値付けのようだ。
見た目も永福町系の方が古き良き中華そばのテイストだし、僕はこっちの方が好みかな。
どうせ福島県に進出するんだったら、こっちが来てほしかったなぁ。
まあ、福島市でタイショーケンと言えば、みんな同級生の大滝の実家だった「ケーキ屋大正軒」を思い出すだろうけどな。廃業したが。
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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