Our Way of Ra-a-men 140
岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!
退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!
“愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、またまたやって参りました。
4月4日の月曜日(僕はお休みの日)、ケイコが土湯温泉に行きたいと言うので、二人で行って参りました。
で、今回、食べて来たのは、土湯温泉で長年”十割そば”を営む老舗『味工房 ひさご』!
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味工房 ひさご
(土湯温泉町) |
実は、土湯温泉に行くと、その温泉旅館の中にある食堂で食べることが多いので、町中で食べることがあまり無かったのであります。
今回、たまたまケイコが『ランチで食うポン』の一番最初に「味工房 ひさご」があったのを目ざとく見つけたので、行ってみることに。
しかあしっ!! m9っ`Д´)
よくよく考えてみると、僕はこの店のラーメンを食べたことがある。(ふっふっふ・・)
←(思わせぶりやな。)daddy
さあ、あの”思い出のラーメン”に再び出会う事ができるのか!?
ということで、ラーメン道、もういっちょー!!
1 味工房 ひさご!
ケイコが土湯温泉の山水荘(本館)の滝見の風呂に漬かりたいというので、調べてみましたが、そちらはリニューアル改装中とのこと。
では別館のYUMORIでもいいかと決して、向かいましたる土湯温泉町。
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YUMORI ONSEN HOSTEL
(土湯温泉町) |
以前、温泉街の中心に浴び酒ケンちゃんお勧めの「つけめん まさはる」があったのですが市街地へ移転したので、もはや食べられない。
で、今回たまたま『ランチで食うポン』に紹介されていたのが「味工房 ひさご」。
実は、この店に一度も行った事はないのですが、昔々、ケンちゃんが旅館観山荘を営業していた頃、たしか「ひさご」から出前を取ってラーメンを食べた記憶が。
このへんにある筈なんだけどな・・。
もう一周してるよ。聞くしかないんじゃない?
ということで、そこらのお店に聞き当たり、やってきました「味工房 ひさご」。
味工房 ひさご
見れば『十割そば』のノレン。でも、間違いなくラーメンもやっていたはず。
路側の一台だけ停められる駐車スペースに車を滑り込ませ、早速入店です。
店の中には他のお客は居らず、カウンターの中で大将と女将さんが手持ち無沙汰そうに。
らっしゃーい!
ということで、促されるままカウンター席へと。ふと席の横を見ると、土湯こけしが陳列してある。
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土湯こけし
(味工房 ひさご) |
なんか賞状もあるわよ。
ん、どれどれ・・。
読んで驚いたけれども、この「ひさご」の大将、陳野原幸紀さんは、数々の賞を獲得している土湯こけしの工人だったのだ。凄いな~
陳野原幸紀店主・工人
会津ではあまり聞かないなぁ・・工人もラーメン職人も沢山いるけれど両方ってのは。
それはさておき、早速、注文をば・・テーブルの上にあった大きなメニューを見開く。
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お品書き
(味工房 ひさご) |
いきなり目に飛び込んでくるのが、筆字で大書された「会津地鶏ラーメン」(750円)。
いやぁ、やっぱコレかな!
ちょっと待ったぁ! アレのこと、忘れてないよね?
え、何だっけ?
『ランチで食うポン』よ、「よくばりそば」限定で格安で食べられるの。
そうだった~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
ランチで食うポン:よくばりそば限定
ということで、「五種よくばりそば」(1380円⇒1000円)を注文することに。
ただし、せっかくの来店なので、"取材"のために食うポン無しの「会津地鶏ラーメン」(750円)も頼むことにし、そちらはケイコが食べるのだと。
何でだよっ!! m9っ`Д´)
2 地鶏ラーメン!
で、他にお客が居ないこともあり、たちまちご注文は出来上がり。
こちらが、食うポン対象の「よくばりそば」。
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よくばりそば
(味工房 ひさご) |
ええ~ ただのざるそば! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いやいやいや、これは『よくばりそば』(1350円)の麺だけの部分(笑)
←(バラバラに写真、撮っちゃったな・・。)daddy
こちらがセットメニューでございます。
福島名物イカニンジンやら、温泉卵やら、山菜のかき揚げやら、フキノトウの天麩羅のお浸し(?)やら、エリンギの卵とじをさらに揚げ焦がした創作料理がバーンと付いています。
ちなみに「大盛り」にすると500円増しで、丸々一人前追加ということで、「大盛に過ぎる!」という書き込みがあったため、普通盛りで対処。
食べました。ソバツユのカツオ・昆布出汁が濃くて僕の好み。十割そば・・はまあ、こんなもんでしょ。
ただ、この付け合わせが多すぎて食べきれない。
そう・・"付け合わせセット"。別に蕎麦と一緒である必要性を感じず、一品ずつの”お好み追加メニュー”でいいのではと?
←(そこが「よくばりそば」なんだろうけど。)daddy
そして、もう一丁。こちらが、ケイ子の会津地鶏ラーメン(750円)。
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会津地鶏ラーメン
(味工房 ひさご) |
出ました、この麺!! 見た目は思い出の彼方のものとかなり違いますが、この麺だけは覚えている。
多加水の極細チリチリ麺。米沢ラーメンで同じタイプがありますが、福島県では珍しい・・てか、他で食べた記憶がない。それにしてもドンブリがデカイ。
スープの味は淡麗。会津地鶏がベースなのでとてもアッサリ。むしろ昆布や鰹節などグルタミン酸系が強いかな。さすが、蕎麦屋のラーメンです。
少しナナメから。
で、この日は大失敗。僕は先んじて、あの多すぎる”付け合わせ”と蕎麦をいただいてから、半分ほど余らせたケイ子の残りをいただいたのですが、既に麺がのびのび orz・・。
←(そりゃそうだ。あの極細麺だもの。)daddy
次回来るときには、最初からこちらを注文しようと心に誓った僕なのでした。
蕎麦は美味しかったけど、ラーメンはのびちゃってたな。
って、自分は一心不乱にお蕎麦を食べてたクセに(笑)
やっぱさ、最初に一口でもラーメンの方を食べるんだったよ。
そこに気付かないとは、まだまだだな。オーッホッホ!
ええ~! ヾ( ̄0 ̄; )ノ
いや~ ラーメンってホントにいいもんですね~♪
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end of the “その140 「味工房/ひさご」” ///
《追伸》
今回は、入店していきなり僕ら二人だけの客だったので、あまり写真を撮らないうちに注文が来てしまいました。
なので、店内風景とか少な目・・ってか、ほぼ皆無(笑)
思えば、ケンちゃんの旅館で「ひさご」の出前を食べた記憶は25年くらい前のこと。
しかも、「ひさご」だったのか別の店だったのかも記憶の彼方ですが、とにかく酔っぱらった後に皆で食べたラーメンの美味しかったこと・・まさに天の甘露。
その後は、ケンちゃんの旅館自体の中にラーメン・コーナーができて、そこで食べていましたが、これがまた美味しかった。
東日本大震災で大規模に被災し、旅館は廃業してしまったのですが、じつに残念だった。
毎年のお正月に同級生で集まって、定例の麻雀大会をやってたのもその旅館でした。
ケンちゃん、今にして心から感謝する。僕たちに思い出をありがとう!!
では、次の「新・ラーメン道」で・・・See
you again !
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