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  BGM "夢日和" by My WORLD

 

 
今回登場するメンバー
岸波岸波カリスマ彰daddydaddy
 

Our Way of Ra-a-men 101Rio

岸波岸波 皆さん、今日もおいしいラーメン喰ってますか~!

 退かぬ!! 媚びぬ!! 省みぬ!!

 “愛ゆえにラーメンを捨てられない男”が、また一人やって参りました。

 ご存知、ファッション界のカリスマ・インタビュアーカリスマ彰氏でございます。

 彼は、矢も楯もたまらず「めんや薫寿」に行って来たとのこと。

めんや 薫寿

(福島市)

 しかも、驚きの結末が待っていたとのこと。果たしてっ!それはっ!!?

 ほんじゃ、行っちゃいましょう~

ということで、ラーメン道、もういっちょー!!

line

 

1 めんや薫寿! Rio

カリスマ彰 8月14日、帰福し母と信夫山の墓にお盆の墓参り。

 驚いたのは、よく墓参りの後に寄っていた護国神社横の蕎麦懐石の店「御山 角屋」が閉店していて、敷地が売りに出ていたこと。

←(老舗だったのに惜しいな。)daddydaddy

  御山角屋

 その後母を八島田の老人ホームに送り、近くのバス停から駅までバスに乗る。

 次のバス停の下八島田で降りて気になって仕方なかった「薫寿(めんや KOTOBUKI)」へ。

 午後3時だが客はなんと私ひとり。

←(いや、田舎の福島で午後3時に喰ってるヤツ、居ないから!)daddydaddy

 薫寿ラーメン750円を食す。

薫寿ラーメン 750円

 かすかに鯛の味がするが、これで鯛ラーメンはないな。

←(うむ、鯛ダシは「エビ塩ラーメン」でないとだめだと思う。)daddydaddy

 パサパサのチャーシュー、シナチク、青みもイマイチ。

 ストレート麺は旨いが個人的にはあと15秒茹でてもいいのでは。

←(そこは同意。)daddydaddy

 65点が合格ラインの私の採点表では、64点。

←(厳しすぎるだろ!)daddydaddy

 店内を見回すと、なんと仙台店がオープンとある。

仙台店オープン

(薫寿)

 店を出るとさらに驚きの事実が明らかになる。

 薫寿を出て、何気なく振り返ると、店の隣の隣に薫寿 弐番屋がデーンと構えているではないか。

←(ええ~ 知らなかった!)daddydaddy

 ️店に戻り女性スタッフに尋ねると、一番屋が手狭なために最近オープンしたのこと。

 一番屋は通し営業だが、弐番屋は休憩が入るとのこと。

弐番屋

(薫寿)

 東京の人気店でも、隣の隣に同型店をオープンするケースは見たことがない。

 そもそも一番屋が手狭とも思えない。

 仙台店もオープンするなど、この薫寿の拡大路線は、吉と出るのだろうか。

 正直、心配である。

 

/// end of the “その101 「カリスマ的、めんや薫寿」” ///

line

 

《追伸》

 カリスマ彰的には、かなり辛口の評価だったようです。

 でもこの「薫寿」、まだまだ発展途上であるのは間違いなく、この間、行った時にはスペシャル・メニューとして「カレーラーメン」が出ていました。

 で、早速注文してみたのですが、これが実に辛すぎて殆どジャンクフード。もちろん、カレーの前には「鯛ダシ」など全くの無意味。

 こういうトコ、分かってないんですよね。

 まあ、ここの味噌ラーメンは合格点だと思いますが、これも鯛ダシは飛んでいる。薫寿ラーメンは柚子が入るので、やはり鯛ダシは飛ぶ。結果的に塩味の「エビ塩」だけが香るくらいでしょうか。難しいものです。

 で、お隣には元々(名前は忘れましたが)別のラーメン屋が入っていて、食べてみましたら「薫寿」と似たようなラーメン。敢えて言うなら「劣化コピー」。

 あまりにも似すぎているので、早晩潰れるだろうなとは思っていましたが、まさか「薫寿」が買い取って弐号店にするとはビックリ仰天です。

 そして、仙台店の件ですが、これは僕も店内のポスターで確認しました。

 「ダイジョブかな」という彰の感想は僕も同様です。というのも「発展途上」だから。

 行列店=旨い店というのは成り立たず、むしろ行列店になってしまったことで廃業まで一直線に行ってしまう例をたくさん見てきました。

 つい数年前に「どうしようもない店」だった「薫寿」が研鑽を重ねて格段と旨くなったことは認めますが、まだまだ不安定。

 一つは彰も言うとおり、麺の茹で方が甘い。でも元々はしっかりジャスト・フィットに茹でていたのです。

 これは「バリカタ」や「粉払い」など、敢えて生煮えの麺を出す最近の流行に乗っかってしまったものだと思われます。(※パスタ屋の「鋼のアルデンテ」もそう。大嫌いです。)

 また、鯛ダシをウリにしようとした目の付け所は悪く無いですが、それが生きているのは「塩味」のみ。それ以外を食べると、彰の言うとおり「これで鯛ダシはないな」ということになってしまいます。

 要するに流行に流されやすく、自分のスタイルが確立できていないということでしょうか。

 元々、老舗の名店が少なく、全国のラーメン・チェーンの草刈り場になっている福島市とは違い、仙台市はむしろ山形や会津のように保守的ですから、流行に乗ったやり方をしても一時的にしか成功しないでしょう。

(山形や会津に進出した全国ラーメンはほぼ撤退しています。)

 まあ、ジャンク系でないだけ寿命は長いかもしれませんが…。

 と、まあ、カリスマ彰の評価に乗っかって、日ごろ書かないところまで書いてしまいましたが、とどのつまり、僕は福島のラーメン屋がどんどん美味しくなって欲しいのです。

 だから、みんな、がんばれー!!

 

 では、また次の「新・ラーメン道」で・・・See you again !

お店の場所

←(めんや薫寿)

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