ペーパームーンの海~ゴア~ (詩:葉羽)
ハテサテ今度は 初めてのアラビア海
漂泊の旅人 ゴアのビーチに現るあらわる
さてお立合い
早朝から沖へ漕ぎ出す沢山の漁舟(いさりぶね)
ここは漁師のビーチでもあるのだ
日がなゴロゴロ
その様子を眺めてる
何故ならほかにすることがない(I'm crazy?)
それじゃイカンと無理やりの日印友好
・・のつもりが南米系と思われたらしい
(日本人にゃ見えないか…笑)
目の前で立ち止まる一匹の迷い犬
よく見りゃ 片足を上げている
(アノ場所は憶えておこう…笑)
アレは遊泳禁止の旗
・・と見れば そうでもないらしい
気持ちよく泳いでいたら
意味不明の英語で怒鳴られた ◇%*○∞…!
(泳ぎの覚束ない爺ぃと見られたらしい…笑)
頭の中は空っぽでも腹は減る
今日はパスタサラダとブラジル・アイスティー
(だから南米系か!?)
だけどカラスにご用心
隙を見せれば全部かっさらわれる
(カモメじゃないのか!?)
語らう恋人たちにチョット嫉妬して…
子供たちの戯れに つい頬が緩み…
気づいてみれば もう日暮れの気配
哀愁の背中の向こう ゴアの夕陽が沈む
ヤシの木の上に ペーパームーンのような月
イカサマ紳士の一日は こうして暮れて行く |