その296
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  最後の単身赴任 (詩:葉羽)

 段ボールが積み上がった
 城北のワンルーム
 これで三度目の会津暮らしが終わる
 住めば都と笑いながら
 家族に寂しい思いをさせて来た

 行きつけになった街裏の「鳥益」
「また来いよ」と大将が握ってくれた手
 慣れない仕事に躓いた夜も
 この街の灯りと温かい酒に救われた

 週末ごとに帰る我が家の灯り
「おかえり」の声に どれほど救われたろうか・・
 わがままを言わず支えてくれた君に
 少しずつ恩返しをしていこう

 さあ
 部屋の鍵をかけて福島へ向かう
 朝の光の中 深く息を吸い込んだ

 さらば 思い出溢れる街よ
 残り少ない職業人生に向かって・・

Poem by 葉羽
 MP3 by Blue Piano Man"Like A Winter Poem"
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   Photo by Good Luck Trip ”会津若松市”

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