その187
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  祭囃子が聞こえる (詩:大和伸一&葉羽)

 雨後晴れの予報なのに
 なかなか雲が切れず
 青空が見えたのは夕方

 雨に濡れたままの車で
 沈む夕陽を追って
 安達太良の麓

 赤く染まる空を背に
 稲穂が頭を垂れ
 残暑を感じながらも
 目の前あったのは秋

 岳の湯での風呂上がり
 遠くから祭囃子が聞こえる

 高原の夜風は気持ち良く
 軽快な囃子と
 太鼓に誘われて行けば
 沢山の笑顔が櫓を回っていた

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵"ミルクティー”
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   Photo by 大和伸一”秋空”

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