その186
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  油断ならぬ夏 (詩:大和伸一&葉羽)

 南に湧き上がる入道雲
 あの下の川内村は
 警報級の大雨

 あくる日の岳温泉
 ここまで来た線状降水帯
 余りに凄まじい雨
 思わず見惚れてしまう

 警報続きのcafe周り
 高森の直売所が崩落
 鳴きやまぬ蝉の声も
 水の中に沈んでしまった
 山向こうの小国も大被害
 道路は寸断されたまま

 ふと気付けば
 止まっていた新幹線が
 夕暮れの踏切を南へと向かう

 安堵して振り向けば
 メイちゃんも頑張って見守っている

 ふふふ・・ この夏も
 これで乗り切れるなぁ

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 甘茶の音楽工房"明日へ続く空”
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   Photo by 大和伸一”メイちゃん”

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