寒戻り (詩:大和伸一&葉羽)
彼の国では今日も 学校・病院・避難所に 爆弾が落とされている
銃を持った父親が 避難する家族を見送る姿 言葉にならない怒りに 魂の震えが止まらない
そして涙するこの国では 大きな揺れと寒戻りの大雪 時ならぬ雪かきで 疲れた身体が悲鳴をあげる
気軽に引き受けた 地震被害の廃棄物処理 クリーンセンターの車列が 厄災の大きさを物語る
待ち侘びる春を前に 身が引き締まる 今日この頃・・
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