春よ来い (詩:大和伸一&葉羽)
ウクライナの冬に心痛めながら 誰も居ないカフェで外を眺めている
日増しに寒さが遠ざかり 小鳥のさえずりが賑やかになってくる
大好きなBGMをかけて 本を読んでいると
トタン屋根を叩く 雪解けの雫がだんだんと早くなる
その不規則なリズムに 文字を追う目も止まりがちだ
もうすぐ 雨やみぞれが冬を溶かし 春風の季節が来るのだろう
春を待ち侘びるこの気持ちは きっと誰もが同じはず
冷たいロシアにも 早く・・ 春よ来い・・・
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