駆け抜ける秋 (詩:大和伸一&葉羽)
満開と思っていた秋桜が いつしか盛りを過ぎ 重く垂れ込めた雲の下 色褪せた葉は 雪の季節に向け息を潜める
稜線の赤い帯が 山麓まで下がり 刈り取られた土色と 金色のコントラスト 夕焼色の残る空に三日月が浮かぶ
冷え込んだ朝 久しぶりに洗車したら 雨が降り出した
一気に寒くなった気候に 木々の葉は 紅葉しきる前に散って行く
身体を温めるため 温泉へと向かう 束の間の休日
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