夏の挽歌 (詩:葉羽)
色を加え始めた森を 湿った風が吹き抜け 夏がまた一日遠ざかる
降り出した無情の雨が ウインドシールドを叩き 思い出がまた一日遠ざかる
車窓の外には 夏の名残りが見え隠れ・・
秋を告げる虫の音に 物思う夜が来る
PAGE TOP