その160
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  夏の挽歌 (詩:葉羽)

 色を加え始めた森を
 湿った風が吹き抜け

 夏がまた一日遠ざかる

 降り出した無情の雨が
 ウインドシールドを叩き
 思い出がまた一日遠ざかる

 車窓の外には
 夏の名残りが見え隠れ
・・

 秋を告げる虫の音に
 物思う夜が来る

Poem by 葉羽
 MP3 by H/MIX GALLERY “ミチビキソウ”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一”向日葵”

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