その157
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  ジュンサイの夏 (詩:大和伸一&葉羽)

 明け始めた空から
 今にも落ちてきそうな雲

 何時やむともなく降り続く雨
 気持ちまで重く沈みそうだ

 雨が上がり…
 夏を告げるヒグラシの声

 やがてアブラゼミが鳴けば
 ふくしまの暑い季節が訪れる

 雲の切れ間に夏を感じ
 定期便のごとく裏磐梯

 怪しい雲が来たかと思えば
 激しいにわか雨

 あっという間に雲が去れば
 強い陽射しが肌を刺す

 ふと気が付けば
  ジュンサイを摘む舟
・・

 何げない避暑地の一コマである

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by 音楽の卵 “落ち葉”
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   Photo by 大和伸一”ジュンサイ採り”

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