ジュンサイの夏 (詩:大和伸一&葉羽)
明け始めた空から 今にも落ちてきそうな雲
何時やむともなく降り続く雨 気持ちまで重く沈みそうだ
雨が上がり… 夏を告げるヒグラシの声
やがてアブラゼミが鳴けば ふくしまの暑い季節が訪れる
雲の切れ間に夏を感じ 定期便のごとく裏磐梯
怪しい雲が来たかと思えば 激しいにわか雨
あっという間に雲が去れば 強い陽射しが肌を刺す
ふと気が付けば ジュンサイを摘む舟・・
何げない避暑地の一コマである
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