その146
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  月明りのラダック (詩:大和伸一&葉羽)

 春はそこまで
  来ているというのに
  先の見えない日々

 心は遠く
  バラナシの街へ飛ぶ

 アートが描かれた
  仄暗い(ほのぐらい)階段を昇れば

  いつもの気のいい仲間たち

 ラダックの満月の夜
  月の出がとても眩しくて

  月明かりで
  本を読んでいたのを思い出す

 新月の夜は漆黒の闇
  瞬きさえも分からない

 ふと夜空を見上げ
  昔買った星座盤は
  どこにいってしまったろうと
  他愛のない事を考える

Poem by 大和伸一&葉羽
 MP3 by Fra's Forum “月あかり”
  Site Aranged by Habane
   Photo by 大和伸一”アラビア海"

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