オマケの人生-2 (詩:葉羽)
上目がちってこういうこと
キャハハハハ♪
そーじゃねーよ
せっかく書いたのに茶化すんじゃな~いっ!
そうか
こうやって僕はいつも
照れ怒りしていたんだ…
だけど心の中では
いつでも君に 感謝しているんだよ
もし放射線治療するようになるなら
この髪も切らなくちゃいけないね…
淋しそうに君が言う
君が髪を伸ばし始めたのは
ヘアウィッグにして
ガンのお友達にプレゼントするため
まさか自分自身が…
そんな身の上になるかもしれぬとは
だいじょうぶ
もし そんなふうになるんなら
僕もスキンヘッドにすると決めたよ
やめなよー 似合わないから!
と笑った君は すぐに泣きそうになった
ああ…
こうやって 僕たちはいつも
一緒に笑って
一緒に泣いて
生きて行くんだね |