こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。
この世には
タワーに棲める者と
タワーに勤める者がいる。
昨夜は「県庁まっさん会(さだまさし研究会)」の夏のカラオケ例会で大フィーバー。すっかり二日酔いであります。
なので肩の凝らないコメディ映画でもないかとAmaプラを物色しておりましたら、見つけたのがこの『ペントハウス』。
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ペントハウス
(C2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED. |
ベン・スティラーとエディ・マーフィーがW主演のクライム・アクションコメディ。
視聴者評価は5段階の4.4で「大好評」の折り紙付き。こりゃあ是非観なければとなった次第です。
さて、その内容は?

全財産は、最上階(ペントハウス)。
映画の冒頭、画面いっぱいに映し出される「100ドル紙幣」。なんか少し歪んでるな・・と思いきや、いきなり横から泳いでくるオジサンが。
実はココ、全米で最も高級なタワーマンションの最上階、ペントハウスに併設された個人用プール。そのプール底のデザインが「100ドル紙幣」なのです。
かなり意表を突かれた導入。(こりゃ、期待できそうだ♪)
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ペントハウス
(C2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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以下、映画の概要とあらすじは以下の通り。
◆『ペントハウス』の概要とあらすじ(映画.comによる)
ベン・スティラーとエディ・マーフィが初共演し、大富豪にすべてを奪われたビルの使用人たちがチームを組んで復讐する姿を描くアクションコメディ。

ニューヨーク、マンハッタンの一等地に建てられた超高級マンション「ザ・タワー」最上階のペントハウスに暮らす大富豪のアーサー・ショウが、2000万ドルの詐欺容疑で逮捕され、使用人たちの財産も騙し取られていたことが発覚する。ザ・タワーの管理人として働くジョシュは使用人たちとチームを組み、厳重なセキュリティに守られたペントハウスに忍び込んでショウの隠し財産を奪い取るという計画を練るが……。

監督は「ラッシュアワー」のブレット・ラトナー。共演にケイシー・アフレック、マシュー・ブロデリック、ティア・レオーニ、ガボリー・シディベ。
2011年製作/104分/G/アメリカ
原題または英題:Tower Heist
配給:東宝東和
劇場公開日:2012年2月3日 |
期待にたがわぬドタバタ劇の連続。
何せ、大富豪に騙されて資産や年金を失ったホテルマンたち、「隠し財産強奪作戦」のメンバーが「これでもか」のポンコツ揃い。
しかも、途中でヘタれて逃げ出す奴、仲間を出し抜いて財産の独り占めをしようと裏切るヤツ、たちまち計画はズタボロに破綻する。
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ペントハウス
(C2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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その計画を立てたのが、メインの主人公であるホテルのマネージャー、ジョシュ(ベン・スティラー)。
彼は元々、屋上ペントハウスに住む大富豪のオーナー、アーサー・ショウ(アラン・アルダ)の忠実な部下で、アーサーが2000万ドルの詐欺容疑でFBIに逮捕されるも、彼の無実を信じてホテルマンたちをなだめていた人物。
マネージャーのジョシュ
ところが、年金資産等をだまし取られたドアマンの老人レスターが、絶望のあまり投身自殺を試みたことで怒り心頭。(辛くも「未遂」に)
保釈監視中のアーサーのペントハウスに仲間二人と乗り込んで、彼が大切にしていたスティーブ・マックイーンの愛車、真っ赤なフェラーリを叩き壊して三人ともクビになる。
やることは無茶苦茶だけれど、その男気には感動。
プー太郎になったジョシュは、アーサーを捉えたFBIの女性捜査官クレア(ティア・レオーニ)と何故か意気投合。
FBIの女性捜査官クレア
二人でお酒を飲んだバーで、泥酔したクレアから「あと20億円の隠し資産がある筈だが見つかっていない」という情報を得て、ホテルマンたちに弁済するために強奪計画を練ることになる。
ジョシュ役のベン・スティラーは、どこかで見た顔と思ったら、『メリーに首ったけ』(1998年)や『ナイトミュージアム』(2006年~)シリーズの主演俳優でした。
今回は、ポンコツな仲間たちを叱咤激励しながら、八面六臂の大活躍。やはりいい俳優さんです。
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ペントハウス
(C2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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そして、映画のセリフ回しが秀逸。
幼馴染の黒人コソ泥、スライド(エディ・マーフィー)を仲間に引き入れたジョシュは、他の仲間たちに盗みのテクニックを教えてくれるよう頼み込む。
「さっそく練習だ」と連れていかれた場所は、高級ランジェリー・ショップ「ヴィクトリアズ・シークレット」。ここでそれぞれ「50ドル以上のモノ」を盗んで来いと指令する。
スライドとジョシュ
ジョシュ「なんで練習場所がここなんだ?」
スライド「ヴィクトリアのシークレット(秘密)が何だか知ってるか? 『白人女性はセクシーな下着が大好き』ってことさ。……そして俺も大好きだ」
単に、スライドの個人的趣味に付き合わせただけだった(笑)
また、ペントハウスにあるはずの金庫の鍵をピッキングするため、ジャマイカ人メイドのオデッサをスカウトしようとする。(単に彼女の父親が錠前師だったから)
メイドのオデッサ(右)
スライド「おいデカブツ、お前にこの鍵がパパッと開けられるのかよ?」
オデッサ「黙って見てなさい、ガリ勉。私の指にかかれば、どんな鍵だって30秒でイチコロよ。男をイカせるより簡単なんだから」
スライド「よし、気に入った。お前は合格だ」
こんなふうに1分に一回、セリフのお笑いネタをぶち込んでくるのです。さすがに、5年間をかけて8人の脚本家に書き直しを重ねてきただけはある(笑)
クライマックスは、ペントハウスの隠し金庫の中身がカラで、本当の隠し財産はスティーブ・マックイーンから購入したとされた真っ赤なフェラーリが「純金製」であることが分かってから。
純金製のフェラーリ
計算してみたら、重量が6トン前後にもなるこの車をどうやってホテルの最上階から持ち出すか。
これがドタバタ・アクションの始まりなワケですが、手に汗握るというか捧腹絶倒というか、とんでもないシーンが連続。
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ペントハウス
(C2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
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最終的にジョシュはフェラーリを「ある方法」で隠し、不法侵入とホテル破壊の全責任を一人で被って仲間たちを解放します。FBIに捕まり、笑って収監されていくジョシュ。
ラストシーンでは、ホテルマン一人一人の自宅に宅急便の荷物が届けられます。
その正体は「純金製」の車部品。「お金」を配るんじゃなく「金」そのものを配る・・痛快なエンディングでした。あ~面白かった!!
/// end of the “cinemaアラカルト538「ペントハウス」”///

(追伸)
岸波 まあ、ツッコミどころはもちろんあります。そもそも純金製のフェラーリは重すぎてそんなに簡単に動かすことは出来ない。
それを屋上から吊り下げて、下の階の窓を破って格納させたものを今度はエレベーターの上に「タテに乗っけて」移動させるとか、どう考えても無理。
しかも、そこまでやったはずなのに、FBIが駆けつけて来たときは、また最上階のペントハウスの「ある場所」に戻ってるとか、ご都合主義と言えばご都合主義。
でもいいんですよ、面白ければ。だって「コメディ」なんですから(笑)
では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !
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ペントハウス
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