<Back | Next>
「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2026.4.11】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 さあ、クライマックスはこれからーー

 これは2012年制作、ダスティン・ホフマン監督『カルテット!人生のオペラハウス』のキャッチコピー。

 今週の当番は、カリスマ彰氏です。

カルテット!人生のオペラハウス

(C)Headline Pictures (Quartet) Limited and the British Broadcasting Corporation 2012

 イギリスに実在した養老院「ビーチャム・ハウス」で開催された慈善音楽会をテーマとする作品。

 さて、その内容は?

 

◆『カルテット!人生のオペラハウス』
(2012年  ダスティン・ホフマン監督  1時間39分)

 私たちはまだ、人生のアンコールに立っている。

カリスマ彰 Youtubeで無料配信サービス映画「カルテット!人生のオペラハウス」(2012年  ダスティン・ホフマン監督  1時間39分)を見つけたので早速見た。

 引退した音楽家のための養老院「ビーチャム・ハウス」の施設存続のために開催された慈善音楽会を扱った映画だ。

カルテット!人生のオペラハウス

(C)Headline Pictures (Quartet) Limited and the British Broadcasting Corporation 2012

 あれ?これってドキュメンタリー映画「トスカの接吻」(1984年 ダニエル・シュミット監督 1時間28分)のリメイクじゃないの?という感じで見始めたのだが、その通りで、あちらはミラノの「ヴェルディの家」をドキュメンタリーだった。

 「トスカの接吻」(1984年)

「ビーチャム・ハウス」のビーチャムというのは、イギリスの名指揮者トーマス・ビーチャム(1879年~1961)のことで、実家が大手製薬会社ビーチャム製薬(現グラクソ・スミスクライン)だったこともあり、正規の音楽教育を受けたことは無かったが財力にモノを言わせて、ロイヤル・フィルハーモニーを創設。ロイヤル・オペラ・ハウスの音楽監督にもなった。

 毒舌家ながらウイットに富んだイギリス紳士だったようだ。ビーチャム・ハウスが今も実在するかどうかは不明。

  トーマス・ビーチャム

 あらすじと概要は以下の通り。(映画.comによる)

◆『カルテット!人生のオペラハウス』(2012年)のあらすじと概要

 名優ダスティン・ホフマンが初めてメガホンをとった監督作。

 

 引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」で穏やかに余生を送るレジー、シシー、ウィルフのもとに、昔のカルテットメンバーでありながら、野心とエゴで皆を傷つけ去っていったジーンがやってくる。近く開かれるコンサートが成功しなければハウス閉鎖という危機を迎え、誰もが伝説のカルテット復活に期待を寄せるが……。

 「戦場のピアニスト」「潜水服は蝶の夢を見る」などで知られる脚本家のロナルド・ハーウッドによる戯曲を映画化した。

2012年製作/98分/G/イギリス
原題または英題:Quartet
配給:ギャガ
劇場公開日:2013年4月19日

 この映画「カルテット」は名優ダスティン・ホフマンの初監督作品。脚本は「戦場のピアニスト」「潜水服は蝶の夢を見る」(これは傑作!)の台本を書いたロナルド・ハーウッドが「トスカの恋」を原案として書いた舞台劇「想い出のカルテット~もう一度唄わせて」を映画台本にしたものだ。

  シリアスなドキュメンタリー映画の大傑作「トスカの恋」には及ばないが、イギリス映画っぽいウイットとシニカルな味わいに溢れていて楽しめる。

カルテット!人生のオペラハウス

(C)Headline Pictures (Quartet) Limited and the British Broadcasting Corporation 2012

 電撃結婚後9時間で離婚した大プリマドンナ役のマギー・スミス(上掲写真右端)とその元夫のテノール歌手トム・コートニー(上掲写真左から2人目)がこの養老院で和解するというのがサブストーリーだ。

 最後はこの2人にもう2人を加えてヴェルディのオペラ「リゴレット」の第3幕の有名な四重唱「美しい恋の乙女よ」を熱唱して慈善演奏会は大成功し養老院は存続出来て。メデタシメデタシ!

 

  なんと大歌手のギネス・ジョーンズ(1936年11月7日生まれ)がアン・ラングレーという大歌手役で出演してアテレコだとは思うが「恋に生き、歌に生き」(プッチーニ作曲「トスカ」)を歌っているのに驚いた。

 これだけでなく全編に名曲が散りばめられていて、クラシック音楽ファンには堪えられない映画だが、そうでない映画ファンには全く興味のない映画で、なるほど無料配信されるわけである(笑)。

 

/// end of the “cinemaアラカルト521「ダスティン・ホフマン初監督映画
「カルテット!人生のオペラハウス」
」”///

 

(追伸)

岸波

 なるほど、クラシックファンにはたまらない映画なんだな。

 マギー・スミスやトム・コートネイなどイギリスを代表する名優たちが集った佳品。

 さあ、俺たちも早くカラオケやろうぜ!(笑)

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

カルテット!人生のオペラハウス

(C)Headline Pictures (Quartet) Limited and the British Broadcasting Corporation 2012

eメールはこちらへ   または habane8@yahoo.co.jp まで!
Give the author your feedback, your comments + thoughts are always greatly appreciated.

 

To be continued⇒  “cinemaアラカルト522” coming soon!

 

<Back | Next>

 

PAGE TOP


bannerCopyright(C) Habane. All Rights Reserved.