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「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2026.3.14】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 サヨナラは、愛の言葉。

 これは1977年制作、ハーバート・ロス監督『グッバイガール』のキャッチコピー。

 今週の当番は、カリスマ彰氏です。

グッバイガール

(C)1977 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved.

 1977年制作・・ずいぶん古い映画ですね。僕や彰がまだ23歳の頃。

 たしかに当時、大ヒットしましたっけ。僕は見てないけど・・(笑)

 

 

◆『グッバイガール』(1977年 ハーバート・ロス監督 1時間50分)

 ハロー・ラフター(笑い)、
 ハロー・ティアーズ(涙)、
 ハロー・グッバイガール。

カリスマ彰 TV放映の映画を録画して映画「グッバイガール」(1977年 ハーバート・ロス監督 1時間50分)を視聴。

 脚本はニール・サイモン(1927.7.4~2018.8.26)だ。主演はマーシャ・メイソン(1942.4.3~)。

グッバイガール

(C)1977 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved.

 サイモン原作でメイソン主演のコンビは、この後も「名探偵再登場」(1978年)、「第2章」(1979年)、「泣かないで」(1981年)、「ニール・サイモンのキャッシュ・マン」(1983年)と続く。

 この2人は1983年に離婚するまでは夫婦だったのだ。このうち「ニール・サイモンのキャッシュマン」は「グッバイガール」と同じくロスが監督している。

  ニール・サイモン

 1970年代後半から1980年代のNY演劇界・映画界はまさにニール・サイモンの時代だったと言える。

 都会的で洒落たしかし人生の機微を捉えたコメディ・ロマンス。これをマーシャ・メイソンみたいな芸達者たちが競って演じていたのだ。

  

 この「グッバイガール」はこんなあらすじだ(Wikipedhiaによる)。

◆『グッバイガール』(1977年)のあらすじ(Wikipedhiaによる)

 舞台はニューヨーク下町のアパート。30代半ばのダンサー、ポーラ(マーシャ・メイソン)とその幼い娘ルーシー(クィン・カミングス)が帰宅すると、同棲していた役者のトニーが映画出演のため、置き手紙をして家を出ていった後だった。またしてもポーラは男に捨てられたのだった。

 「もう役者の男なんてごめん」とポーラが失意に陥っていた時、そのトニーから部屋を譲り受けたという役者仲間のエリオット(リチャード・ドレイファス)が真夜中にもかかわらず大雨の中を訪ねてくる。トニーの勝手な行動をポーラは腹にすえかねたが、両者ともに行き場がなく、3人の奇妙な同居生活が始まる。

 

 エリオットの職業が舞台役者だったことから、トラウマと警戒心を持つポーラは事あるごとにエリオットと反目しあう。ところが娘のルーシーの方はエリオットと気が合い、打ち解けている。生活費が底をつきそうな2人は反目しあいながらも、協力して生活を続けるしかなかった。

 リチャード・ドレイファス(1947.10.29~)がこの作品でアカデミー主演男優賞を受賞した。身長165cmで美男でもないドレイファスはこの映画の主役ではない。

 誰が見ても主役マーシャ・メイソンなのだが、どうしたものか。ドレイファスはユダヤ系だがそれがプラスになったのか。

グッバイガール

(C)1977 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved.

  この映画は学生時代に見たことがあったはずだが、完全に忘れていた。今、見てみるとセリフのやりとりが多く、また「演劇的」な対決型会話が多くて、ちょっとウルサイ。特にマーシャ・メイソンの味が濃過ぎてちょっと食傷気味。

 どうでもいい話だが、この女優の顔を見ているとジャック・ニコルソンを思い出してしまって困る(笑)。

 

 こういう映画は、ディテールの描き方がポイントになるが、1970年代後半の荒廃したNYのダウンタウンの風景がよく描かれて懐かしかった。

 最近リチャード・ドレイファスが主演した「陽のあたる教室」(1995年  スティーヴン・へレク監督 2時間)をTVで見た。かつて音楽家を目指したが今は音楽教師になっている初老の男の役。

 「陽のあたる教室」

 これがなかなか味のある映画で感心した。ドレイファスも現在もう78歳である。マーサ・メイソンに至っては実に83歳である。

 1970年代、1980年代はアメリカ映画界が最も輝いていた時代だと思うが、いささか古びて感じるようになったのも事実。

 映画は時代とともにある限り、それは宿命である。

 

/// end of the “cinemaアラカルト517「ニール・サイモン脚本の映画「グッバイガール」
を久々に見て70年代を懐かしむ
」”///

 

(追伸)

岸波

 うん、ロマンチック・コメディ路線なんだね。

 女優のマーシャ・メイソンは1974年の『シンデレラ・リバティー/かぎりなき愛』でゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞、同作と『グッバイガール』、『第二章』、『泣かないで』で4度、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされた演技派。

 だけどニール・サイモンと1983年に離婚して以降は、取り立てて成功した作品には出演していないような・・彼女にとってはラッキーマンの伴侶だったのかな。

 一方のリチャード・ドレイファスは、同作でアカデミー賞主演男優賞を史上最年少(30歳)で受賞。『未知との遭遇』への出演で不動の人気を手にしたかに見えたが、その後ドラッグに依存し、しばらくキャリアが低迷する。

 人生はいろいろ、男と女もいろいろだね。

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

グッバイガール

(C)1977 Warner Bros. Entertainment. All Rights Reserved.

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To be continued⇒  “cinemaアラカルト518” coming soon!

 

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