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「Glidin'」(TAM Music Factory)
by 岸波(葉羽)【配信2025.8.16】
 

◆この記事は作品のストーリーについて触れています。作品を実際に楽しむ前にストーリーを知りたくない方は閲覧をお控えください。

 こんにちは。気付けば人生の傍らには必ず映画があった岸波です。

 地上15,000フィート。
 かつてない壮絶なエアー・バトルが始まる。

 これは1994年制作、チャーリー・シーンとナスターシャ・キンスキー共演のスカイダイビング・アクション『ターミナル・ベロシティ』のキャッチコピー。

 今週の当番は、カリスマ彰氏です。

ターミナル・ベロシティ

 今回は、特定の一本の解説ではなくカリスマ氏が過去二か月間で鑑賞した映画の総ざらいです。

 さて、良編はいくつあったでしょう?

 

カリスマ彰 ちょっと遡るが6月の「麺活」(ラーメン店10軒)と「コン活」(コンサート鑑賞7回に)については全てについてそれぞれ感想などを書いているが、「シネ活」についてはなかなか追いつかない。

 5月、6月の2カ月で トリュフォー映画の5本以外に見た映画をA~Dで評価しておく。参考にしていただければ幸いである。

 A:名作。死ぬまでになんとか見て欲しい映画。

 B:良作。

 C:暇つぶしにはいいかも。

 D:駄作。

 E:見ると怒りがこみ上げます。

1.「ミッシング」

 B~C:コスタ=ガブラスの1982年公開の得意のクーデターもの

 

2.「海の上のピアニスト」

 C~D:実話なんだろうが退屈な映画

3.「ラウンド・ミッドナイト」

 B:ジャズ好きは必見。デクスター・ゴードンが好演。ハービー・ハンコックが音楽担当

 

4.「新宿泥棒日記」

 C:大島渚の変な味わいのドキュメンタリーみたいな映画。主人公は「新宿」だ

5.「PIG」

 C~D:ニコラス・ケイジにまた騙された

6.「奇跡の海」

 B~C:デンマークの鬼才監督ラース・フォン・トリアーのちょっと失敗気味な怪作

 

7.「ザ・コンサルタント」

 C:会計士が実は殺し屋だったというお話

8.「英国式庭園殺人事件」(再視聴)

 B:グリナウェイの時代劇

 

9.「パンドラム」

 C~D:地球脱出の船内サバイバルものだが息苦しい映画

10.「数に溺れて」(再視聴)

 A:グリナウェイの傑作。こういう映画もあるんです

数に溺れて

11.「サイン」(再視聴)

 D~E:なんと再視聴。シャマランは「シックスセンス」だけの一発屋だったな

12.「魂を救え!」

 D:デプレシャンの失敗作

13.「小さな巨人」

 C:ダスティン・ホフマンとフェイ・ダナウェイの凸凹コンビが

14.「ホワイトハウスの陰謀」

 C:大統領がらみの陰謀映画としてはまずまず

15.「デッドマン・ウォーキング」

 C:死刑反対のメッセージ映画。

16.「夕陽の群盗」

 C:マカロニ・ウエスタンではない。「アシッド・ウエスタン」と呼ばれる異色西部劇

17.「ターミナル・ベロシティ」

 C:ナスターシャ・キンスキーの魅力が横溢

18.「目撃」(再視聴)

 B:イーストウッド映画の傑作のひとつ

 

19.「間違えられた男」

 B~C:ヘンリー・フォンダが主演の実話ベースの怖い映画

 

20.「見知らぬ乗客」

 B:ヒッチコック映画の傑作のひとつ

 

21.「グランツーリスモ」

 C:ソニーと日産のプロモーション映画?

22.「大列車強盗」

 C:1973年の映画でジョン・ウエインとアン・マーグレット共演のウエスタンだがとぼけた映画

23.「サムライ」

 B:ジャン・ピエール・メルヴィル監督アラン・ドロン主演のフィルム・ノワールの傑作

サムライ

24.「レミニセンス」

 D~E:無意味な設定や現実を幻視する手法が煩わしいと思ったら制作チームに私の大嫌いなクリストファー・ノーランの弟の名前があった

25.「逆転のトライアングル」

 B:スウェーデンの鬼才監督オストルンドの奇妙な味わいの映画

逆転のトライアングル

 2カ月で25本見ていた。すでに紹介済みのトリュフォー映画5本を入れると30本。2日に1本のペースになる。

 感想をすでに書いた5本以外についてもおいおいこのブログで紹介することがあるかもしれない。

 

/// end of the “cinemaアラカルト484「最近の私の「シネ活」について」”///

 

(追伸)

岸波

 現代は「放映」や「配信」を含めていくらでも映画を観る機会があるので便利さがこの上ない。

 だけど、自分的に「外せない」と思った映画は既に封切りで観ているので、未知の「良編」に出合うのは中々難しいんだな、コレが。10/25なら上出来だと思うよ。

 あと「D~E:なんと再視聴」と言うのがあったので大笑い。あるよね~そう言う事。ダメな映画は記憶から「即消去」されるから、僕もよく仕出かすよ(笑)

 

 では、次回の“cinemaアラカルト2”で・・・See you again !

ヒッチコック「見知らぬ乗客」

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To be continued⇒  “cinemaアラカルト485” coming soon!

 

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