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| ◆ 水かけ祭り ご無沙汰してます。ミャンマーは今月12日から20日まで、水かけ祭で9日間連続の祝日でした。 これに合わせて太太も12日夕ヤンゴンに来て、20日の夜まで滞在していきました。 ミャンマー歴では4月17日が元旦になるのですが、12日から17日まではほとんどの店がクローズ。スーパーもレストランも閉まっていました。 昼間町を歩くと、そこら中でバケツやホースで水をぶっかけられます。
13日から16日までは会社の車も使えなかったので、ほとんどアパートでじっとしていたのですが、4月15日だけは濡れてもいいと覚悟を決め、祝日中も開いている奇特な和食レストランまで4キロほどの道を太太と二人歩いていきました。 ブロック塀の隙間からホースで狙い撃ちされたり、洗面器に入れた氷水をかけられたりと、途中何度も水をぶっかけられました。
1年の穢れを落とし、身を清めるために水を掛け合うそうですが、若者など喜々としてシャワーのように水を浴びながら踊っていたりと、ストレス解消のようになっているようです。 今は乾季の終わりの時期で毎日最高気温が40度にもなるので、ずぶ濡れになっても風邪をひくようなことはないのですが、汚れた水を使うこともあるようで、体調を崩す人もけっこういるようです。
日本のニュースでもよく報道されていますが、アウン・サン・スー・チー氏率いるNLD(国民民主連盟)が昨年末の総選挙で勝っており、新政権への期待と長く続いた軍政からの解放感もあるのかもしれません。
◆ ゴールデンロック 18日には、会社の車を出してヤンゴンの北東210キロ、標高1100mのチャイティーヨー・パゴダ(ゴールデンロック)を見に行きました。 ふもとの町まで車で約3時間、ふもとの町からは政府運営のトラックで行くのですが、これが恐ろしい。 屋根のない荷台に7列の簡易シートを作って50人近く詰め込み、急勾配でうねった坂を爆走。 特に下り坂の多い帰りは到着までの約1時間、ジェットコースターに乗っている気分でした。
このゴールデンロックは、岩の上の仏塔に仏陀の頭髪を収めてあり、その不思議な力でバランスを取っていて、何度か襲った大きな地震でも岩が落ちることがなかったと言われています。 確かに一見の価値ありですが、またあのジェットコースターに乗って見に行くことはもうないだろうと思います。
(写真説明) ここからは撮影した写真の説明に移りましょう。まずは水かけ祭の様子。 一枚目はダウンタウン中心部、噴水で盛大に水かけ。
主に若い連中がトラックに乗って市内を練り歩き、水をかぶって踊ったりしていた。歩行者にも遠慮なくぶっかけてくる。 次は通り沿いのパゴダ。パゴダの中は平穏。
そして、下のトラックに乗ってチャイティーヨーへ。
けっこうしんどい。雨季に行くとずぶ濡れになって行くらしい。 チャイティーヨー・パゴダ(ゴールデンロック)に到着。 (※右の背景写真も)⇒
“チャイティーヨー”というのは『仏陀の頭髪の入った僧の帽子』という意味らしい。 男性の信者は岩の近くに行って触ることができる。僕も触ってきた。
下は、ふもとのホテルから小さく見えるチャイティーヨー。 ちょうど真ん中あたり…見えるかな?
そして、帰路の川沿いの風景。
帰路に立ち寄ったバゴー(ヤンゴンの北東70キロ)のシュエモード・パゴダ。
仏塔の高さはシュエダゴン・パゴダより高く、ミャンマー最大とか。
写真のフレームに入りきらず…。 最後は、バゴーの象徴と言われるシュエターリャウン寝仏。
これは994年の建立とか? もう一つおまけに4面座仏のチャイプーンパゴダ。
(↑ちょっと不気味?) それでは、またお会いしましょう。 (2016.4.26up) かなり大量の写真を送ってくれたのですが、編集のポリシーで取捨選択。僕は以前、タイに行ってるのですが、タイとミャンマーってホント似てますね。まあ、仏教圏だしお隣なので当然かもですが。パゴダや寝仏も同じような感じでした。 さて次回もまた期待しましょう。ありがとう、JUN。 |
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