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| ◆ 駐在員生活の思い出/中東で過ごした日々 寒くなったり暑くなったりと対応の難しい日々ですが、歩き始めた孫が遊びに来たり、インフルエンザで学級閉鎖になった小学生の孫のリモート授業につきあったりと平和な日本の生活を満喫しています。 一方、イスラエルとパレスチナの戦争で多くの子供たちが死傷しているニュースを見ると胸が痛みます。 ぼくがアンマン大使館建設工事でヨルダンに駐在していた1998年11月から2000年7月ごろは、労働党のバラックがリクードのネタニヤフ(1996年~99年の第1次政権。 現在第6次政権で現職)に代わって首相となり、パレスチナの和平が進むのではないかと期待されていました。 (バラックもイスラエル国防軍出身でミュンヘンオリンピック事件の報復作戦-PLO幹部の宿泊するベイルートのアパートを急襲し幹部3人を暗殺-で4つの勲章を受けた英雄でしたが) 当社も1997年にヨルダン川に架かるシェイクフセイン橋を建設していたこともあり、パレスチナのODA工事に参加しようとしていて、ぼくも度々アンマンからイスラエルの日本大使館に出張して情報収集等していました。 太太と子供達も何度かアンマンに遊びに来て、太太とはイスラエルにも出かけて行き、テルアブビ、エルサレム、死海のホテルに宿泊しました。 今では、テルアビブやエルサレムまでロケット弾が飛んでくるようで、危なくて観光どころではありませんが、当時はまったく平穏で嘆きの壁や岩のドーム、聖墳墓教会などを巡ってきました。 2000年7月にはクリントン大統領の仲介でバラック首相とPLO・アラファトパレスチナ自治政府大統領との会談もあり和平が実現しそうな雰囲気があったのですが、今では全く先が見えない状況ですね・・・ 岩のドームは、預言者ムハンマドが昇天したと言われる場所。 真下にはアブラハム、ダビデ、ソロモンらが祈りを捧げた洞窟が残る。 イスラエルの始祖アブラハムが神の命令で息子のイサクを生贄に捧げようとした場所でもある。 (この頃はヨルダンで、若く見られてなめられないよう口ひげをはやしていたなあ) 次は「嘆きの壁」。 岩のドームが位置する神殿の丘を取り囲む高い壁。 この壁にモーゼの契約の櫃が納められていた神殿の残り。 (長さ50m、高さ20mの部分のみ) 創建時の建物は紀元70年ごろローマ軍によって破壊された。 (この頃は太太も若くて細かったなあ) そして、イスラエルの死海の写真。 対岸はヨルダン。 イスラエル側は高級ホテルが立ち並び、観光客の老人たちが温泉に浸かるように浮かんでいた。 平和そのものの日本で、太太と与野公園・バラ園で秋のバラを鑑賞してきました。 与野公園近くの彩の国さいたま芸術劇場。 現在改修工事のため休館中(24年2月末まで)。 蜷川幸雄が初代芸術監督を務め、現在吉田鋼太郎が引き継いでいるとか。 与野西中学校正門前のアートストリートエリアには蜷川幸雄が演出した「彩の国シェイクスピア・シリーズ」に出演した俳優たちの手形レリーフが32枚並んでいる。 (阿部寛、小栗旬、菅田将暉、石原さとみ、藤原竜也、多部未華子、市川猿之助等々・・・) ラストは丸源ラーメン与野公園店。まずは熟成醤油ラーメン。 そして、磯海苔塩ラーメン。 先日、自転車で縁石に衝突しサドルから前の道路に放り出されてしまった。 車が走っていたらかなり危なかった; (平和な日本でも年寄りは気を付けないといけないね。) (2023.11.5up) 今回のは、こないだ注文した中東の話だったんで「駐在員生活の思い出編」としておくよ。内容によって「帰国後の日々編」と両方でいけるから気楽にね♪ |
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