◆人生とは、自分を見つけることではない、自分を創ることだ。
ひところ流行した”自分探し”というものが、いかに無意味なことであったかを再認識させます。「理想の自分」というモノが最初からある訳ではないのです。
◆変化なしに進歩はあり得ない。そして、自分の考えを変えられない者は何も変えることができない。
人間的な「成長」のことを言っているのでしょう。自分の「考え」というものは様々な異見の中で揉まれ育まれて行くものだからです。
◆信仰を持つものが無神論者より幸せだという事実は、酔っ払いがしらふの人間より幸せなことに似ている。
出ました、皮肉屋バーナード・ショーの真骨頂。彼がどんなシチュエーションの中でこの言葉を吐いたのか知りたいものです。
◆間違った知識には注意せよ。それは無知よりも危険である。
SNSのフェイクニュースに簡単に騙される人々がいかに多いことか。世相を憂います。
◆自分が他人にしてほしいと思うことを、他人にも同じようにしてやるべきではない。その人の好みが自分と一致するとは限らないからだ。
世話好きな「善人」が陥りやすい誤謬。人のセンスは多様ですから。
◆良識を求めることのできない人間には三種類ある。恋をしている男。恋をしている女。そして、恋をしていない女である。
ということは?(笑)
◆人が虎を殺そうとする場合はスポーツと呼ばれ、虎が人を殺そうとする場合は狂暴と呼ばれる。犯罪と正義の差など、要するにこの程度のものだ。
人類の歴史では、民族や宗教、そして国家が自分の正義・大義をかざして他を害する行いが繰り返されて来ました。愚かだ・・実に愚かだ。 |