【敬老の日にちなむ「老い」に関する名言】
◆十六歳で美しいのは自慢にはならない。でも六十歳で美しければ、それは魂の美しさだ・・・スコットランドの植物学者・作家・女性運動家マリー・ストープス『結婚で結ばれた愛』からの言葉。不幸な結婚生活を経た経験から家族計画に関する社会運動を主唱し、その著書は16か国語に翻訳されベストセラーとなった。
◆人は年と共に澄んでゆくものである・・・文芸評論家・音楽評論家である河上徹太郎の『私の詩と真実』からの言葉。年齢とともに欲が薄れ、自分の器を知って身の丈に合った幸福を求めるようになる。古希を迎えた今、実感として分かるなぁ。
◆老年は山登りに似ている。登れば登るほど息切れするが、視野はますます広くなる・・・20世紀を代表する映画監督の一人、スウェーデンのベルイマンの言葉。
◆死の恐怖を味わうということは、まだしなければならない仕事をしていないということである・・・人道主義文学を創造した武者小路実篤の言葉。彼は理想の村落を実現するための「新しき村」を建設し(現存)、自ら居住して執筆活動に当たった。晩年には野菜の絵に「仲良きことは美しき哉」と揮毫した色紙を書いた。
◆高齢者をケアすることの素晴らしさは、彼らがヒーローだってことに気づくこと・・・アメリカのゴスペル・シンガー、カレン・クラークの言葉。彼女は牧師と結婚し長年高齢者のケアに携わっていた。2001年に手術中血管が破裂し長期の入院生活を余儀なくされたが、奇跡的に復帰後、アルバム「2nd Chance」をリリース。ビヨンセとマライア・キャリーは彼女に影響を受けたと言う。
◆歳をとるのは寂しいけれど、熟すのはいいものよ・・・フランス女優ブリジット・バルドーの言葉。ですよね~♪ |