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 #145 黎明期の群像/投稿二題

by 葉羽
Backwall:「霞ケ城と二本松少年隊」
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◆郷土史 新しい再発見で誇り 福島市 村越 淳 67(12/1投稿)
 連載企画「ふくしま近代医学150年 黎明期の群像」を興味深く読んでいます。福島に「県立医大」があり、国立の福島大と統合せず、ずっと県立医大として存在していることを以前より不思議に思っていました。
 福島県では野口英世が有名だが、「黎明期の群像」を読み、古くから各地で医療、医学の歴史があり、多くの人材が育っていたと分かりました。
 野口英世は猪苗代町出身で会津藩だが二本松藩、白河藩、相馬藩、三春藩と各地で医療、医学の先進的な活動や人材育成があったことに驚きです。
 読んでいると今まで知らなかった郷土史の新しい再発見があります。地域医療、人材育成の歴史が現在の県立医大につながっているのですね。先人の活動を知ることは未来への道しるべであり、郷土の誇りを感じます。

◆「黎明期の群像」驚きと感動 埼玉県上尾市 山崎 淳 67 会社員(12/9投稿)
 インドネシア、ケニアなど11か国・地域での通算33年に及ぶ海外勤務を終え、最後の任地、カンボジアから2月に帰国しました。
 2週間の自宅隔離終了後、東京本社で勤務。新型コロナウイルス感染が収まるのを待ち、先日、ようやく2年ぶりに帰郷することができました。
 福島民友新聞の「ふくしま近代医学150年 黎明期の群像」を読み、故郷がこれだけ多彩な人材を輩出したことに驚き、感動しました。中でも、2003年から2年間駐在した台湾で近代化の父と慕われる後藤新平が須賀川医学所で学んだことは知りませんでした。
 台湾の新型コロナ対策で活躍するデジタル担当大臣オードリー・タン氏が話題になりましたが、後藤が日本でコロナ対策に当たっていたらと、ふと想像してしまいます。

 

 

 

葉羽 「投稿二題」について

 今年7月から福島民友新聞朝刊に月曜日連載されている『ふくしま近代医学150年 黎明期の群像』に関して、民友新聞の「読者のページ 窓」に投稿された読者記事を二題ご紹介します。背景は、江戸時代後期に福島県で最も早く小此木天然が公的西洋医学教育を開始した藩校敬学館のあった二本松藩霞ケ城。


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