【田中角栄の人心掌握術】
◆稚拙でもいいから自分の言葉で話せ。自分自身が汗と涙で体得したことを自分なりの言葉で話せば、相手の心に響く。
◆長話はやめろ。考え抜いて結論から言え。そして、理由は三つに限定しろ。世の中、三つほどの理由を上げれば大方の説明が付く。
◆気取っている人間は嫌われる。膝を折って自ら酒を注ぎ、話をしてこそ人から喜ばれる。
◆仕事をすれば批判があって当然。リスクを恐れるのは最低の上司。責任回避を見抜かれ、やがて叱る声も出なくなる。
◆自分の"物差し"は引っ込めよ。物事がうまく運び、人に好かれる。
◆失敗はできるだけした方がいい。骨身に染みる。人を見る目ができてくる。
◆負けを真摯に受け止めろ。やがて深いところから這い上がって来た男の色気に人は魅せられる。
◆脇はほどほど甘く、懐は深く。好かれる上司の条件。 |