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 #134 求道歌

by 葉羽
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BGM"Please Don't Go" by Blue Piano Man
Site arranged by 葉羽

 

◆土壌がなければ草だってはえやしない。一人の男を愛し、子供を愛する、その想いのかなたに生きとし生けるものを愛し、大地に抱きしめられるような想いを人は必要としているような気がする。(加藤登紀子)

◆偉大なことで激しい情熱なしに達成されたものはない。(エマソン「評論集」)

◆口はすなわち心の門なり。口を守ること密ならざれば、真機を洩らし尽くす。意はすなわち心の足なり。意を防ぐこと厳ならざれば、邪蹊を走り尽くす。(洪自誠「菜根譚」)

◆一人のお前さえ幸せにできず、
 天下国家を論じてすごした愚かな一生。許せよ。
(川並俊一「日本一短い愛の手紙」より)

◆自分の命をかけてやりました。判断を間違えたら私は生きていられない。自分を突き詰めました。一直線です。私の頭に一つ一つの光景が次々に浮かびました。港の姿、消防団長の顔、道路、それらを考え動くしかなかった。(1986年三原山大噴火で一万人の全島脱出を指揮した助役秋田壽)

◆初七日を 終えて帰宅す 我が妻の
 泣き崩れたる 肩の小ささ (遠藤光一:ピカイチ君)

 

 

 

葉羽 「求道歌」について

 加藤登紀子さんは好きな歌手としてアルゼンチンのメルセデス・ソーサなど南米やアフリカ、スラブの三人の名をあげ「土着の血」を感じると言っています。大陸からの引揚者だった自分の歌の道は、何にも代えがたい自分自身の血・風土をみつける道程だとも。


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