葉羽様
2006年9月23日、M-Vロケット7号機に搭載されて内之浦宇宙センターを後にした太陽衛星SOLAR-Bは多数の人々の見送る中を轟音を残しながら地球周回軌道に投入され「ひので」と命名。
(「ひので」を打ち上げたM-Ⅴロケット⇒)
世界で最も素晴らしい固形燃料ロケット、M-Vロケット、ペンシルロケットから約40数年後誕生したこのロケット。
◆ 電波天文衛星「はるか」(1997)
火星探査機「のぞみ」(1998)これはおそらく巨大な太陽フレァの襲撃を受けついに逝ってしまいたしたが・・・
◆ 小惑星探査機「はやぶさ」(2003)
私にはこれが最も愛おしく思われます。
現在も地球から3億キロの彼方で四苦八苦しています。
◆ X線天文衛星「すざく」(2004)
岸波通信にも存在しますね。
◆ 赤外線天文衛星「あかり」(2005)
そして今回の「ひので」と6機の探査機が軌道におくりだされました。
世界に誇れるこんな優秀なロケットもコストが高すぎるとかで打つきり、長年これらに取り組んでこられた関係者の方々の気持は察するに余りあり・・・
第1回目「はるか」からこれらに携わってきた関係者のコメントに「M-Vはウルトラマンのように逝く」とありました。
最後のM-Vが無事に飛び立って本当によかった。
私は実際に飛翔を見たのは「はやぶさ」でけですがカントダウンを終え、あの白煙を残し大空の彼方、視界から消えていった光景は今もはっきり脳裏に焼きついています。
感動です。
100億円くらい投じれば制作費63億円のM-Vロケットは30億円代にまで安くする事は可能らしいですがいろいろ背景には複雑な政治的に問題もあるらしいです。
今後はより小型な固形燃料ロケットの開発が若いエンジニァによって検討されているとの事。
”健闘を祈ります”
Ms.Dream 2006.12.14
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