葉羽様
地球上の「朱雀」は雪山を舞っていますが、地球から舞い上がった「すざく」はすでに半年余りになります。
|
ダイヤモンド・ダスト
←地上の朱雀RSが
雪山で遭遇した奇跡。 |
「すざく」はX線やガンマ線という、光に比べてて波長のとても短い電磁波で宇宙を見ることのできる「宇宙の天文台」です。
私たちが実際目で見てもわからないような宇宙の姿を「すざく」は伝えてくれています。
数千万度の高温のガスが渦巻いているような世界が宇宙では日常茶飯事でというような、わくわくする状況や、夜空に散らばる沢山の銀河が、その中心に太陽の100万倍から1億倍の質量を持つ巨大なブラックホールを隠しているという証拠などを伝えてくれようとしています。
地上の望遠鏡、そして宇宙の望遠鏡により宇宙が何時、どうして生まれ、どのようにして今見ているような宇宙が出来上がったのか、そして人類の源となる生命は、どこから来たのか？
いずれは解明されることでしょう。
「はやぶさ」の地球帰還が3年も延びたことは残念なことですが今年になってから「ひまわり6号」「ひまわり7号」（気象予報と航空管制）に続き赤外線天文衛星「あかり」が矢継ぎ早に打ち上げ成功という快挙。
あの空高く轟音とともにまっしぐらに舞い上がっていく姿は何度見ても感動を覚えます。
 Ms.Dream 2006.3.11
（※右の背景画像は、すざくを打ち上げたM５ロケット⇒） |
