by fujiko
エンジェル
はてさて第11話・・・おさけを飲んでほんのり美しくなりましょうか?
曲水(メグリミズ)
~流れのほとりで~
曲水とは 庭や林を流れる曲がりくねった小川のことです。
今では「きょくすい」という方が一般的かも知れませんが、「めぐりみず」や「ごくすい」とも言います。
上流から杯が流れてくるまでに和歌を詠む、「曲水の宴」は有名です。
元々は旧暦.3月3日 上巳(じょうし)の節句として宮中で行われた行事だそうで、「曲水(メグリミズ)の豊(トヨ)の明かり」とも呼ばれていました。
豊は満ち足りていることを祝福する美称。あかりはお酒を飲んで顔がほんのり赤くなることで、「宴」を優雅に表現した言葉です。
曲水の曲がりくねった流れに 人々は人生を重ねて居たのかも知れません。そのほとりにたたずめば 様々な思いが流れてきます。
~「美人の日本語」(山下景子著:幻冬舎)~ |
優雅で有りながら 技を(俳句の)競う・・ 宮中の人たちも大変だったのですね~~~??
(考えすぎ??)
だって 私には 杯が流れてくる迄に
一句なんて思いもつかないし・・
無理して詠むなら・・・
普段がお酒に弱い人だから・・・
酔っぱらって フニフニ のぉ・~~~
無理無理無理の~~~・・ フニャ・ニャ・ニャ・ニャァ・・・・
~位の一句を読むかも・・・
あ~~! それ以前に 問題が!
「曲水の宴」そのものに
お声がかかることもないんだわぁ~~~
(フ・・アフォ~~!)
花筏(ハナイカダ)
~残る桜 散る桜~
水面に桜の花びらが舞い散って、筏のように流れてゆく・・・
そんな様子を 花筏と言います。美しい 春の情景です。
咲いている花を愛でる人は誰でもしますが、散る花、散った花を愛でる人は少ないかも知れません。
桜吹雪 花の雨 飛花 そして 葉桜・・・その時々の桜を 人々は言葉に移して愛してきました。
散る桜 残る桜も 散る桜
良寛和尚の辞世の句の一つです。
そう・・みんな 桜
咲こうとも 散ろうとも愛すべき桜です。
~「美人の日本語」(山下景子著:幻冬舎)~ |
今年の桜も雨や雷雨に耐えて けなげでした!
(まるで・・私みたい・・・~??え*** え** だ・れ?)
私の街は 桜の名所でもあるせいか?
桜の木が特別多いように思います。
夢中で撮った今年の桜
来年も 再来年も 違う顔を 魅せてね~~~!
by fujiko(2006.6.16UP) 〔To
be continued〕⇒
葉羽
“花筏”ってほんとにキレイな言葉ですねぇ。いつか天国にいく時には、花筏に乗っていきたいなぁ。 ←(そもそも天国に行けるのか?!)
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