by fujiko
エンジェル
続けて第6話・・ちょっと季節が過ぎましたが雪にまつわる美人の日本語です!
花弁雪(ハナビラユキ)
~幸福が降ってくる~
雪を花にたとえた言葉は沢山あります。
そのまま「雪の花」、六角形の結晶の形から「六つ(ムツ)の花」、天からの花という意味で 「天花 (テンカ)」 そして・・大粒のはらはら舞い落ちる雪が花弁雪です。
「牡丹雪」も 大粒の雪を牡丹の花に見立てたものですね??
降る雪の姿は、本当に命があるようです。
その美しさを、雪見をして、楽しんだりもしました。
雪の多い地方では、そんな呑気な事も言ってはおれないでしょうけど、雪の多い年は豊作とも言われます。
「瑞花 (ズイカ)」は、めでたい花という意味で、豊作の兆しとなる花の事を言いましたつまり・・ 雪の事なのです。
この冷たい一片(ヒトヒラ)、一片が、いつか・・・本当のしあわせの花に変わりますように・・・
~「美人の日本語」(山下景子著:幻冬舎)~ |
雪なんて、殆ど積ることの無い・・温暖な気候の所に住んでいるせいか、雪は真っ白でロマンチック・・神秘的・・そんなイメージなんだけど・・
今年の雪は豪雪で 被害も多く、雪国の人たちは本当に大変な思いをされたと思います。
冷たい一片・一片が、少しでも早くしあわせに変わりますように・・!
雪洞(ボンボリ)
~あかりをつけましょぼんぼりに~(サトウハチロー)
元々雪洞は、「せっとう」と読んで、お茶席にお客様が居ないとき、炭を長持ちさせるために炉に被せておく覆いのことでした。
白い紙で作り、くりぬいた窓を開けていたので、雪の洞穴に見立ててそう呼ぶようになったのでしょう。
それを照明器具にしたのが 雪洞 だと言われています。
「ぼんぼり」は、ぼんやりとか、ほのかと言う意味の言葉。
灯りがぼんやりと見えるので、こう呼ぶようになったのですね?
最近では、ひな祭りより お花見の時の方が活躍するのかも知れません。
雪洞が演出するほのかな灯りは、艶かしい春の風情です。
何でもはっきり見えるのが良いとは限りません。
雪洞のような優しい眼差しも、時には必要かもしれません。
~「美人の日本語」(山下景子著:幻冬舎)~ |
雪洞にはこんな由来が有ったのですね~~?!
またお利口さんに・・!
幾つになっても乙女心のお雛様。
毎年 新作のお雛様を雪洞で飾って(今年は作れなかったけど~)
3月一杯飾って・・(小さなお内裏様なので・・・)
あ・・・あら??
そのせいかしら?? お人形はもらい手が有っても・・私にもらい手が無いのは・・・
((/_<。)ビェェン) 良いモン!!良いモン!
何時か・・・白馬の王子様が きっと!!
居ないかなぁ?? 艶かしい春なのに・・
by fujiko(2006.3.18UP) 〔To
be continued〕⇒
葉羽
おそるべしっ! お雛様の呪い! あはははは!
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