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by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane

"ホシノキセキ" by -WindSphere-

 

(丸山芳子)

 プロジェクト「精神の<北>へ」のリサーチとして、英国スコットランドを旅しています。

 【2014/6/7】 スコットランドに<北>を探す

 その昔、ローマ帝国が南から侵攻したが、スコットランド北部だけは、陥落しなかった。

 スコットランドのピクト人はワイルドで強かったらしい。

 ローマ軍が築いた要塞跡Roman Fortを観に行く。

 日本なら東北の蝦夷を攻めるためにヤマト軍が築いた多賀城のようなものだろうか。

 この図のような防塁の中央に建物があったらしい。

 Roman Fort. It reminds me the similar situation of the conquest in Tohoku, Japan.

  

 この形状を見た時、思い出したのは福島に残されているある光景。

 平泉藤原氏が源頼朝軍の侵攻を受けて立つために築いた、阿津賀志山の防塁と似ている!

 私の中で、スコットランドと東北がぴたっとリンクした。

  

 ここに着くまでに通った道は、ローマ軍が通った道らしい。

 南部を征服しつつ、ここまでは来た。でもさらに北へは行かせなかった、というのはスコットランド人にとって誇りに違いない。

 Scottish people must be proud of their ancestor who had never be conquered by the Roman troop.

  

 この形状の下は土らしい。よくぞ、今まで崩れずに残ったものだ。

 遠くに、なにやらお宝を探している人影がみえる。

  

 案内してくれたアーティストのKyraさんとパートナーで歴史家のDrewさん。

 Kyra (artist) and Drew (historian) guide us to Ardoch Roman Fort. Thanks!

  

 

 【2014/6/8】 Perthにて

 この旅の大きな目的のひとつは、プロジェクト「精神の<北>へ」を紹介し、ふさわしいアーティストと知り合うこと。

 Presentation about the project Spirit of "North" and meeting with the suitable artists for it are the main purpose of this trip.

 場所: Perth

  

 3年前の東北の災害について、このプロジェクトの目的について、活動や作品について。

  

 終了後、よい話だった、パワフル、などのよい感触を得た。

 しかし言葉の壁…とりわけスコティッシュ・イングリッシュを聞き取るのは難しいな〜。

  

 丸山常生のパフォーマンス。

 Performance: Tokio Maruyama (photo by Su Grierson)

  

 Suの手料理がこの後もたくさん出て来る。

 テラスではバーベキューも。

  

  各部屋にパーティーの席と作品がセットされている。

 正面の壁は私の水彩画。

  

 この地域では突然の雨がつきものらしく、雨だったらパフォーマーのみ外ね、ということにしていたが、晴れてほしいときにちゃんと晴れてくれた。

 かなりラッキー。 (photo by Su Grierson)

葉羽 来月9月には、「精神の<北>へvol.3」が開催予定です。次回は、その準備状況をご紹介しましょう。

<<2014.8.1 Release by Habane>>

 

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