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  by Maruyama Yoshiko / Site arranged by Habane
"ホシノキセキ" by -WindSphere-
 

(丸山芳子)個展の開催経過です。

 

【2025/6/24】 「3人の仕事師来訪」

 先日、私の作品集の「製作チーム:3人の仕事師」が個展会場に来てくれて、作品を鑑賞した後、いっしょに富山本社印刷立ち会い以来の宴。笑って疲労が吹き飛んだ。

 製作チームに紹介されて選んだ表紙周りの紙は、紙の専門会社である株式会社竹尾が扱うドイツの紙だ。

 takeoの青山見本帖店頭で7/11まで開催されている「「Fine paper, Fine work vol.15」は、takeoのファインペーパーが、実際に採用された事例を紹介する展示だが、そこで、私の作品集が紹介されているらしい。

 また、takeoのウェブストア「あの紙、この紙」でも、作品集が紹介されていることを「製作チーム」が教えてくれた。


【2025/6/26】 「あと3日」

 丸山芳子展は、残すところあと3日となりました。

 広大なフロア1Fに展示したインスタレーション、2Fの絵画作品、どちらも好評をいただいております。 最終日は16時までです。お間違えのないように、お立寄りくださいね。

 金曜日には催しがあります。
◆6/27(金)17:30–19:00
プロジェクト「精神の〈北〉へ」紹介プレゼンテーション
 10月には、vol.15 (10/3-7 ギャラリー金田、良志久庵、福島県喜多方市)、vol.16 (10/13-18 いりや画廊、東京都台東区)を開催します。
 そこで、プロジェクトの方向性とこれまでの活動について、今年の開催計画についてご紹介します。


【2025/6/27】 「海の中のクラゲ?」

 海の中のクラゲ?と見る方も、少なからずいらっしゃいます。

 涼しいイメージでクールダウンできそうですが。。。

 でも、私としては、こんなテーマでつくりました。
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 地の脈
 私たちが生きる地球の表層は、地殻活動や気象的現象、戦争や繁栄を含むヒトの営みによって、その姿を変える。しかし、変わりゆく地表の下に意識を向けると、そこには幾層にも深さを変えて地下水が流れている。
 想像してみる。地下水脈に向かって地球上の各地から触手のような根が降り、その地域に適する水脈を探し当てて地域性を醸成している様子を。そうしたら、遠く離れた地に育まれた精神文化同士が、水脈を共有して共鳴するのではないだろうか?
 地野菜や地酒が産地の水や土や気候による特色を持つように、人も、生きている地の食や精神文化や経験によって人格を為す。そして、共鳴する相手を求めるだろう。 たとえば東北地方、ラップランド、スコットランド、アイルランド…そして、爆撃されても、その地でずっと昔から育まれてきた精神文化が生き続けている地。 たとえ地表が不寛容の末に荒廃しても、共鳴を求める人の精神は生き続け、奥底に脈々と流れ続けると信じたい。
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Veins Beneath The surface of the Earth is in constant flux, reshaped as much by tectonic shifts and weather patterns as by human conflict and prosperity. But if we turn our gaze downward—beneath this ever-changing terrain—we find groundwater flowing through shifting layers of underground veins. Imagine this—roots, like probing feelers, descending from every region of the planet, seeking the veins of water best suited to each place, nourishing and shaping the distinct character of the land above. Might not the spiritual cultures that emerged in far-flung places begin to resonate, drawn together by these shared underground currents? ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

葉羽 作品集は素晴らしい紙を使っていたんですね!

 

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