前号で話題にした吉田都さんだが、なんと今年の文化功労者に選ばれていた。
やはり「いと、やんごとない人」だった。
あの時サインをもらっておけばよかったなどとミーハー的に後悔するが、МEとHERで私も彼女もミーハーか。
文化功労者だが年に350万の年金を生涯もらえるらしい。
「エー、もっと早く言ってよ。そのこと早く知っていれば、文化功労者を目指してがんばったのに-」などと、うそぶく私だ。
年350万もらえれば嬉しい。現在の私の年金と合わせれば・・・万円だ。
買い物でスーパーの特売日や割引券の利用にこだわる必要がなく生活できる。
ピザの持ち帰り半額日をカレンダ-に赤マルする必要もない。
セレブでリッチな生活だが高貴な馬をセレブレッドとはいわない。
リッチな人の持つ不動産はリッチなだけに立地条件もいいのか。
今後も、やんごとない人にはなれそうにない私だが、ロンドンにいた時に英国の貴族の方と話したことがある。
孫を短期間だけ日本人学校に通学させたいという事で連絡があった。
年度途中の入学は、本人と保護者の面接をする。両親はアメリカにいるらしく祖母と本人が来校した。
みなりは普通の方だったが、出された名刺にLADY・・と書いてある。
お孫さんは片言の日本語でとても日本人学校で授業についていけるレベルではなかったが、上品なマダムに頼まれると弱い。
授業料は貰うが単位は出せないという条件で許可した。
面接後に英国人の学校警備員にもらった名刺を見せて「彼女は貴族か」と聞いたら、そうだという。
彼によると学校を訪問した時の英語が上流クラスの英語で、すぐに「やんごとなき」人とわかったらしい。
テレビ番組のダウントン、アビー物語に登場する方々の英語か。つまりその耳にシックリこないシャックリしているような英語だ。
あのマダムの英語をよく理解したなと褒められたが、彼女は私の下手な英語のレベルに合わせて会話してくれたのに違いない。
職権乱用して家庭訪問すれば彼女の御殿に行けたかもしれないと後悔するが、大邸宅の中で迷って帰ってこれなくなっても困る。
秘密の花園などあったら好奇心でのぞいてしまって地下室に幽閉されてしまうかもしれない。
また、いつもの妄想だがモーソー竹は秘密の花園に生えていない。竹の群生は竹林だが私の頭の中はヘンチクリンで、頭は年中枯れススキだ。
パンダは竹の笹を食べ「♪笹の葉、サアラ、サラ」で便秘にはよさそうだが、舌には「♪ザアラ、ザラ」しないのか。
パンダ印の笹の葉、青汁を商品化して販売したら売れないか。
英語だがハロウィンパーティーをヘロインパーティーと訛ってはいけない。
渋谷の公道でヘロインパーティーをしたら、さすがのDJポリスも大目にはみない。
DJポリスはダジャレ、ポリスとも変換できるが警察車両にディスコの音響機器をつけ、レコードスクラッチして、ラップで放送したら若者にウケル。
サランラップは昭和にすでにあったが、日本のラップ音楽も昭和に既にあったのか。
ラップの歌詞は韻をふんでくれラップだが、ラッパーが酒を飲むときはラッパー飲みか。
ラッパズボンは昭和に流行ったな。ベルボトムなんてジーンズもあったが、私は足が短いので裾を引きずってしまって殿中ばかまだ。
バカ殿さまは殿中バカまが、よく似合う。
引きずるだが「過去を引きずる」という言葉がある。意味的には前向きではないマイナスイメージだ。
しかし、人は無意識に「過去によって」生きている。いくら過去を否定しても、その否定した過去の延長上に今があり、振り返る今があるから過去もある。
「♪今は、こんなに悲しくて、涙も枯れはてて」だが、例えイマイマしい今もいまに過去になる。
そして「風向きに、背を向け行けば、常に追い風、わが人生」だ。
(2017.11.19)アンブレラあつし |