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その53

恥まりはアンブレラ

 投稿したあとに文章の誤りに気づき再提出することがある。何度か見直しても時々また間違う。

 前回も再提出が「最提出」と誤変換して提出してしまった。最低質な再提出だ。

 注意力散漫だが校正は苦手で、いまだに原稿の校正も現行の更生もできないでいる。抗生物質を頭に投与すれば更生するのか。

「ああせい、こうせい」と言われるのが昔から嫌いだったが、教員になったら「ああせい、こうせい」と生徒に言うのが仕事だった。

 それにしても前号の「大縄跳び」の写真だが青春そのものではないか。彼女らに混じって一緒にジャンプしたら超ハッピ―だが心臓はドキドキハカハカか。

 想像しただけでも照れてしまうがオジサンは、お金を払わないと混ぜてはもらえないのか。

 何でも金で解決しようとするのはイケナイことだが、世の中、結局は金でしか解決しない事だらけなので保険があるし和解金がある。

 しかしいくら大金を積んでも、時間を戻すことは誰もできない。

 話は簡単に戻すことができるので戻すが、大繩跳びをすると必ず胸ポケットから物を落とす人がいた。

 みんなから当然ブーイングだが同時に足を引っかけた者は内心助かり、ひそかに感謝する。

 足のひっかけが一瞬先でも、情況的に物を落とした人が中断の張本人になる。

 ドジを踏むのは、いつも同じ子で子供の遊びも階級社会だ。

 十分な検証なく憶測でドジ役のせいにされ一度レッテルが張られると名誉回復が難しい。

 子供同士なら、まだしも先生から色眼鏡で見られると一生の不幸だが、よくあることだ。

「怒られ役は社会の必要悪で学校も例外ではない」などと書いたら問題
発言か。教師の風上にも風下にも置けないので、早期退職し風に吹かれて彷徨う私だ。

 問題発言は読者の逆鱗に触れる事もあるがキリンが怒り逆上するとゲキリンか。ゲキリンビールという酒はないが、酔うと暴れる酒乱がいるので要注意だ。

 酒乱はどうしようもないのでシュランぷりするしかない。

 ミシュランガイドという有名店を紹介する本があるが、私にとっては縁のない見しゅらん店ばかりだ。

 子どもには「みしゅらん人」には絶対ついていかないようにと指導していたが、大人の多くはミシュランガイドの後ばかりをついていく。

 踏んでいけないものは大繩の他に地雷やドジだが、ネコを踏むと「キャット」と叫ぶのか。

「夜明けのスキャット」は夜行性の猫の歌ではないし、夜明けは記憶の「♪メーモリー」も不足だ。

 ロンドンにいた頃、ミュージカルを見に行くことがあったが、ロンドンの劇場は狭いところが多く近くで見ることができる。

「キャッツ」をまじかの最前列で見たがネコの役者になめられそうになった。

 衣装にも触られるくらいに役者が近づいてきたが「踊り子さんには触らないで下さい」という昔、温泉街の場末のミュージックホールで聞いたダミ声が頭をよぎり思いとどまった。

 ロンドンウエストエンドの伝統ある劇場と田舎の温泉劇場を同列に扱っては失礼だが、暗い劇場のステージに照らされた青い肢体の動きが、私には同じように見えた。

 キャッツはネコ社会の話だが人間社会はコネ社会か。ネコのマネキンはマネキネコか。

 ネコの手を借りたいくらい忙しくても借りてきたネコはおとなしくて役に立たない。

 名古屋のネコはミャーとなくのか。ネコの嫉妬をネコジャラシーとはいわないし。ネコを被ったら、ひっかかれ血だらけになる。

 前記の温泉劇場だが、かなり前に取り壊されカラオケスナックとラーメン屋になったが今でも店はあるのだろうか。

 I坂温泉のホテルJ楽から北に50Мくらい歩き右折した袋小路の場所にあった。

 団体で温泉旅館に泊まり酔った勢いでS劇場やH宝館に行った昭和という時代がありました。

 恥ずかしい話だが「恥まりはいつもアンブレラ」なので大目に見てほしい。

 いつも話題がネコの目のように変わり「キャッツ・アイ」だが以下の文章はキャツアイさせていただきます。

 (2016.10.5)アンブレラあつし

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