|<<INDEX | <PREV  NEXT>|
 
 

その283

本当に 裏も表も無い人か 言葉変えれば つまらない人

 前号で、「生半可な反歌」を書いたが、正しくは「長歌」を受けて「反歌」があり、「長歌」は五音、七音の二句を三回以上続け、最後に七音をそろえるもので、「反歌」は長歌を補足する「短歌」とある。

 私が書いたのは、五七五七七の短歌と五七五の俳句なので、エセ「長歌」「反歌」だ。

 ナマハンカと前置きしたので、正しくなくてもいいのだが、一応元教師なので補足説明しないと気になる。

 高校時代、古文の授業をボーっと受けていた自分だが、この歳になって細かい事が気になるのは、「歳のせい」か「年の瀬」が近いからか。

 ツーカ、高校時代、真面目に勉強していれば別な人生があったかもしれないが、今頃気がついても手遅れだな。

 古文とか漢文とか何で学習するのか、イミ、ワカンナイだったし、漢文はチンプンカンブンで、今も私のブログはチンブン(珍文)がハンブン(半分)で「珍文半分」だな。

 長歌(チョ−カ)反歌(ハンカ)だが、サイコロ賭博も「丁か、半か」だ。

「丁、半」は、二つのサイコロの目の合計が偶数だと「丁」、奇数だと「半」らしい。

 サイコロ賭博を、やった事はないが、昔、昔、今から50年以上前に祖父の葬儀の時に、遠くからチョット、サイコロ賭博を見たことがある。

 葬儀は自宅の屋敷で行われたのだが、その奥の部屋で、なにやら人が集まりヨカラヌコトをやっていた。

 その田舎の風習で、葬儀場の裏は、ある種「非合法」地帯で警察も見て見ぬ振りだったという。

 子どもは入室厳禁で、その部屋には入れなかったが、なんか特別な雰囲気があり、出入りする大人の人の目が、血走っていて怖かった。

 そんな田舎の過去の「悪習」を語れる人も、どんどん少なくなっていく。

「サイコロ賭博」だが、昭和のヤクザ映画に「女賭博師シリーズ」があって人気だった。

 ヤクザ映画といえば東映で、菅原文太がスターだったが、「ヤクザ」って、今風に言えば「ハンシャ」だ。

「ハンシャ」と聞いて「反社会集団」と、すぐに理解できる人は「反射神経」がいい人だ。

 映画「仁義なき戦い」は広島が舞台で、「おんどりゃー」「・・じゃけんのう」など広島弁はスゴミがある。

 これが名古屋弁の「おみゃー」や「・・だにゃー」ではイマイチ、ヤクザの迫力がないが偏見か。

 大学時代に同じクラスに広島の呉出身がいて、飲み屋で飲んだ勢い
で「ヤクザ風広島弁」を語らせたら、一瞬回りがひいて静かになってしまった。

 これはヤバイと思い、他の仲間と直ぐに店を出た。あとで彼が「僕、酒癖が悪いです」と弁解したが、「それを早く言わんかい」と関西弁では言い返せなかったな。

「女賭博師」だが、東映の「緋牡丹賭徒シリーズ」の藤純子がカッケー。

 同じく東映の「鬼龍院花子の生涯」夏目雅子の台詞「なめたら、いかんぜよ」は土佐弁だが、坂本龍馬も言いそうな台詞だな。

 日本はヤクザ映画だが、外国にもギャング、マフィア映画があり、アルカポネやゴッドファザーが有名で「裏社会」の映画は昔からアルアルで、世界中にアルカモネだ。

「裏社会」だが裏側から見れば「表社会」は「裏側」で「裏社会」だ。
「表裏一体」で裏があるから表があり、「裏話」が面白い。

「本当に 裏も表も 無い人か 言葉変えれば つまらない人」

「実話だが 話し半分 嘘もある」

 (2025.11.8)アンブレラあつし

PAGE TOP


 

 Copyright(C) Atsushi&Habane. All Rights Reserved.
MP3「おまぬけサンタ」 by TAM Music Factory