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その274

モナリザの微笑み

 前号で話題にした「ルーブル美術館」の「ミロのビーナス」や「サモトラケのニケ」は有名な古代ギリシャ彫刻だが、絵画では「モナリザ」が代表的な「お宝」だ。

 作者のレオナルド・ダ・ビンチは、15世紀ルネッサンス時代の「天才」で、飛行機の設計など科学の分野でもスゴイ。ノーベルやアインシュタインも、レオナルド・ダ・ビンチには勝てない。

 彼はイタリア出身で、「ビンチ村のレオナルド」ということで「レオナルド・ダ・ビンチ」というらしい。

 ルーブル美術館には芸術作品が、壁にゴチャゴチャ大量に展示されていて、まともに一つ一つ鑑賞すると頭がクラクラしてくるが、「モナリザ」は別格で専用の部屋に展示されている。

「♪壁に飾ったモナリザも、なぜか今夜はステキな笑顔忘れてる」は、タイガースのヒット曲「♪モナリザの微笑み」だが、「♪雨がしとしと日曜日」でも、ルーブル美術館のモナリザは、きっとステキな「微笑み」で迎えてくれる。

 天気が悪いから笑顔を忘れ不機嫌な顔になるようでは、ルーブル美術館の「看板娘」は務まらない。

 日本の狭い部屋に貼ったポスターのモナリザは、湿気で紙がふやけ、ステキな笑顔でなくなるのか。

「♪ボクは一人で、君の帰りを待っていた」という歌詞だが、この部屋にあうポスターは、モナリザではない。

 グラビア系の「アグネス・ラム」のポスターのほうが気分がアガルが、彼女の場合、どうしても微笑んだ顔よりもセクシーな肢体に目がいくな。

 ツーカ、彼女の部屋だったら、グラビア系はありえないか。GSのジュリーやショーケンの写真なんか貼ってあったりして。

「モナリザ」をルーブル美術館の「看板娘」なんて書いたが、服装や髪型から推察するとモナリザは娘ではなく「オバサン」だ。

 モデルは諸説あるが、最近ではレオナルドが自分の母のイメージを絵にしたというのが有力な説だ。

「♪ホームの時計を、みつめていたら母の笑顔になってきた」は「♪ああ上野駅」の一節だが、世界共通、男はマザコンだな。

 母が笑って「ハッハッハッハ」なんてギャグ、きっと笑ってもらえないが「嘲笑」はされるのか。

「謎の微笑み」で有名なモナリザだが、「モナリザの嘲笑」や「モナリザの苦笑」「モナリザの哄笑」は笑えないしウケない。

 前記した「ビンチ村のレオナルド」だが、「ダッシュ村」出身になると「レオナルド・ダ・ダッシュ」になるのか。

 日テレの人気番組「ダッシュ村」だがTOKIOメンバーの不祥事で「ピンチ村」になっている。

 いつまでも旧ジャニーズのTOKIOのCM採用にこだわる福島県で、県庁内に「TOKIO課」なんてつくってワルノリしているが、県が特定の団体の宣伝をし「売名行為」に加担してヘンじゃね。

 何か特別な義理でもあるのか。

 人気タレントを起用して福島の「風評被害」を無くす県の施策だが、タレントの「スキャンダル発生」で税金の無駄遣いになる。

 冷静に考えれば「ダッシュ村」はヤラセ番組だが、いつまでも福島県の宣伝をヤラセてる必要はない。

 被災地に寄り添うなんてキレイゴトを言いながら、マスコミを利用し、自治体に絡んで「営業」「売名行為」をする、「慈善」を装う「偽善者」にはウンザリ、ザリガニだがに。

(※「だがに」は名古屋の方言だがに。)

 前記した、「GS」はグループサウンズで、「ジュリー」は沢田研二、「ショーケン」は萩原健一だが、野村ショーケンの宣伝はしてなかったと思う。

 モナリザも微笑まないダジャレですみません。

 (2025.7.5)アンブレラあつし

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