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その265

もしもネタがつきたら

 もしも、「風に吹かれて」のネタが尽きたら「どーすっぺ」なんて考える時もある。

 原稿料をもらって投稿してる訳でもないので、「ネタ切れにつき今回パス」と連絡すればいいのだが、それもクヤシー。

 爺さんがクヤシー思いをすると「クヤジー」になるのか。

 つまらない話題でも、何とかネタを考えて意地でも投稿するのが「ジジー」の「意地ー」だ。

 なんて妄想していると「ツーサンの雑感388号」で「もしも」が話題に取上げられた。

「♪もしも、この舟で君の幸せ見つけたら、すぐに帰るから僕のお嫁においで」は加山雄三の「♪お嫁においで」の歌い出しだが、舟で見つける「君の幸せ」って一体なんなん。

 イマイチ意味不明だが、作詞が有名な岩谷時子さんらしいので、難癖をつけてはいけない。

「♪舟が見えたなら、濡れた体で駆けてこい」「♪サンゴでこさえた赤い指輪あげよう」なんて女性をモノでつっているようで、女性蔑視にも聞こえるが有名な岩谷時子さんには文句は言えない。

 そういえば桃太郎の鬼退治では、「キビ団子」で猿や雉、犬をリクルートした。

 犬と猿は「犬猿の仲」だが、仲たがいはしなかったのか。

 喫煙が嫌な人同士は「嫌煙の仲」だが、喫煙者とは「犬猿の仲」になるな。

 桃太郎は「キビ団子」で鬼イジメ参加者を集めたが、今はSNSで闇バイトをリクルートする時代だ。

 相変わらず退治されない「闇バイト」だが、「桃太郎侍」に「ひとーつ、人の世の生き血をすすり」「ふたーつ、不埒な悪行三昧」「みっつ、醜い浮世の鬼を退治してくれよう 桃太郎」とキメ台詞を言ってもらい「闇バイト」を退治してもらうしかない。

「水戸黄門」や「遠山の金さん」にも、キメ台詞があるが、やっぱ昭和の時代劇っていいね。キメ台詞を聞くとスッキリして花粉症の鼻づまりも治る。

 前にも書いたことだが、昨年亡くなった実母の出生地は東京神田末広町、今の外神田で「銭形平次」が住んで居た場所の近くだ。

 祖父は銀行員で満州支店で働いていた。仕事上で何か問題をおこし、降格になって帰国したらしい。

 祖父は早稲田大の商学部を出て、それなりにエリートコースを歩んでいたのだと思う。

 何かあって無念の帰国になったのだろうが、「もしも」帰国しないで終戦を迎えたら、祖母との出会いもなく私の母も生まれてないと思う。

「もしも」母がいなければ、今の私もいない。遡れば、祖父が満州の銀行で降格して早めに帰国したので、今の私があり、こうやってブログを書いている自分がいる。 

「もしも」私が今の妻との出会いが無ければ、今の子どもは居ないし今の孫もいない。

 前記した「♪サンゴでこさえた赤い指輪」だが、「もしも」自然保護区で勝手にサンゴを獲ると、指輪より一回りデカい手錠をはめられ、すぐには君のもとに帰れなくなるので注意だ。

「もしも」ネタがつきても「しもネタ」に走ってはいけない。

 (2025.3.1)アンブレラあつし

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