パリオリンピック閉会式のバッハ会長の「ダジャレ」は、「バッハ、ハッ、ハッ」と大きな笑いは取れなかったらしいが、私にはウケて「座布団一枚、トレビアン」だ。
「センセーショナル」と「セーヌ川」をかけて「セーヌ、セーヌショナル」のオヤジギャグ。
このジョークをどう受け取るかは、人それぞれだが、バッハ会長はドイツ人で、何でもフランスが一番と威張るフランス人に対する皮肉にも思える。
セーヌ川でトライアスロンの水泳を行うために、水質改善に多くの経費をかけたらしいが、結果は水質改善できないまま競技が実施されたらしい。
オリンピックでセーヌ川が綺麗になれば、パリ市民にとっても、よかったのだが結果は失敗で、「余計な事はセーヌ」ほうがいいな。
今回のパリ大会は観光大国フランスの観光プロモーションイベントで、エッフェル塔やベルサイユ宮殿、セーヌ川など、やたらテレビ画面に有名観光地が出てきて、まるで旅行代理店の観光宣伝だ。
今後もずっとフランスは「花の都パリ」で、世界中から観光客を集め、オリンピックは「観光立国」のための効果的な投資になったに違いない。
次回はアメリカのロスアンジェルスだが、今回のパリに負けじと、「アメリカンドリーム」で頑張るのか。
ディズニーランドやハリウッドも近いので、ディズニーランドのキャラクターやハリウッドスターを総動員すれば、オリンピックが「スポーツエンターテイメントショー」になり、かなりの集客が期待できる「ショービジネス」にさらに進化する。
ちょっと足を伸ばせばラスベガスもあるし、世界中から人を集めて金を使わせることができるな。
オリンピック柔道男女混合団体戦の「くじ引き」もラスベガスのカジノのルーレットを使えばウケるが、さすがに不謹慎か。
パリ大会の閉会式に登場したトムクルーズだが、ロスアンジェルス大会では、クルーズ船をチャーターして「トムクルーズと行くオリンピック観戦クルーズ」なんていう旅行プランで、一儲けできないか。
デカプリオは「タイタニック」のイメージがあるので、クルーズ船プランはNG。
前回1984年のロスアンジェルスオリンピックから、大会に多くのスポンサーがついて「商業オリンピック」が定着したという。
今回のパリ大会で活躍しメダルをとった選手も、一躍人気者になり、帰国してからも各テレビ局で引っ張りだこだが、あれって「出演料」が貰えるのか。
各競技団体が、ある金額を天引きして残りを本人に渡すのかもしれない。
「金メダル」は、選手のトリマキの「金ねだる」構造にもなり、スポーツが「錬金術」になる時代だ。
「スポーツマンシップ」より「スポーツマンチップ」でタニマチがつけば、何かと銭が稼げるが、行き過ぎてはいけない。
何事も「原点回帰」は大事だ。
今回のパリ大会の採点には「減点怪奇」の判定も多くあり、「ヤッパリ、パリ」って感じたボクだが、最後まで読んでいただき「メルシーボク」です。
(2024.8.17)アンブレラあつし |