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その220

「元祖水撒き・日本三大芸術家」への道

 前号で「昨年のWBC優勝」なんて書いていたが、WBC優勝は昨年ではなく今年の話しだった。

 以前よりボケが進行している自分だが、深刻な慢性「時差ボケ」になっている。ジーサンのジサボケだな。

 いつの間にか令和も「令和5年」になってしまったが、今の天皇の年齢を考えると令和もそう長くは続かない。

「令和30年」があるかどうか微妙な感じだが、日々精進して健康に留意すれば、「昭和」「平成」「令和」「○○」と四元号時代を生きることができるのか。

 人生長生きすれば、いいってもんじゃないが、だからといって早く死ぬ必要もない。いずれ「お迎え」は来る。

「お迎え」だが、「♩雨雨、降れ降れ、母さんが、蛇の目で、お迎え嬉しいな」の「お迎え」ではありませんから。

「♩あめふり」という童謡の一節だが、今の時代、実際に母さんが「蛇の目傘」でお迎えに来たら、子どもは「ドーヨー」する。

「蛇の目傘」って昭和以前の明治大正時代のもので、この歌も大正時代の童謡らしい。

 亡くなった私の父は大正15年、昭和元年生まれだ。

 子どもの頃、「昭和1年とは書かず、昭和元年と書くんダガンね」とよく教えられた。

 平成も令和も「元年」はあるが、「小学元年生」とは言いませんから。

「元」を使った「元祖」という言葉もあるが、日本は「元祖○○」と「日本三大名物」で溢れている。

 地元、福島市にも「日本三大餃子」で「元祖円盤餃子」の店「M腹」がある。

 県内の郡山市には「日本三大饅頭」で「元祖薄皮饅頭」があるが、「元祖○○」と「日本三大○○」は国内に無限にアルアル、カオスの世界だ。

 ツーカ、「元祖」と「日本三大」には「商標」があるのか。言ったもん勝ちの世界だが、これをまともに信用する人は恐らくいない。

 福島市郊外に「中野不動尊」という名刹があって、「日本三大不動尊」と入り口の看板に書いてある。

 日本全国「自称三大アルアル」で、さもありなんだが、さすがに「三大不動尊」は言い過ぎじゃね。

 敷地内は滝があって、正月の寒い時期に「滝行」が行われテレビでも放送される。

 白装束の善男善女が冷たい水に打たれるのだが、御利益があるのか。

 セクハラ、パワハラ、とハラスメント花盛りの現世だが、神や仏の「修行ハラスメント」もある。

 よく見ると高齢者もいて年寄りの「冷や水」だが、自己満足が人生の幸せなのだな。

 私も自己満足の水撒き芸術活動しながら、自称「元祖水撒き・日本三大芸術家」を目指して、この想い、何時の日かハラスメントだ。

 (2023.6.3)アンブレラあつし

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