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その202

続・それを言っちゃーオシマイだよ

 前号で軽井沢の、からまつ林を歩いた思い出を書いたが、なぜ中軽井沢駅から軽井沢駅まで歩いたのか、その理由が思い出せない。

「ヒマだから」と言えば、その通りだが何か訳でもあって、もしかしたら失恋の「傷心旅行」だったのか。

 失恋を理由に傷心旅行していたら「世界一周旅行」してしまう。

 なんて「大袈裟」な事を書いてみたボクだが、そんなには失恋もしてないか。

 日本一周どころか、せいぜい「みちのく一人旅」程度だな。

「♪ここでー、いっしょにー、死ねたらいいねと・・・」なんて勝手に「みちのく」で死んでもらっては、地元民は困る。

「みちのく」が人生の最終処分場になって、悪い風評につながり、観光客が「みちのく」から「とおのく」ではないか。

「からまつ林」だが、昭和の漫画「おそ松くん」の六人兄弟の一人に、「から松」がいる。

 ちなみに「いち松、とど松、じゅうし松、ちょろ松」が他の兄弟の名前だが、全員の名が直ぐには出てこなかった。

 特に「いち松」は最後まで思い出せず、ネットで調べて確かめるまではイチマツの不安があったな。

 他に、イヤミ、チビタ、ハタボー、デカパンなどいる。

 天才バカポンのパパは「バカポンパパ」だが、デカパンパパという人物はいないか。

 チビタは「チビ」なのだが、今の世の中、デブ、ヤセ、ノッポ、チビなどは差別用語になる。

 差別用語だが、そもそも言葉には「差別、区別」の機能があるので、いまさら「差別用語」とサベツされても困る。

「メクラ、オシ、ツンボ」は差別用語の代表だが、ヘレン、ケラーはこの三重苦を克服した偉人だ。

 彼女にはサリバン女史というスゴ腕の家庭教師がいたらしいが、人生は出会いだな。

 出会いには別れがつきものだが、市内にあった喫茶店「サリバン」も、いつのまにか「去りバン」になっていた。

 建物が壊されて更地になってしまうと、サラチの元の建物を、今サラ思い出せないことが多いが歳のせいか。

 敬老の日も終わったが、「あの日にケーロー」と思っても戻れないし、あの日の風景もない。

 文頭で「大袈裟」という言葉を使ったが、英国のエリザベス前女王の葬儀がオーゲサに行われ、世界中にその映像がオーゲサに中継された。

 日本のNHKもBBCの中継映像を地上波でもBSでも放映していたが、NHKはいつからBBCの東京支局になったのか。

 日本は英連邦の一員でもないのにヤリスギだ。

 なんて文句を言ってはみたが、日本国内のオーゲサな台風情報にも飽きたので、時々チャンネルを変えながら見ていた。

 エリザベス前女王の葬儀は壮大な「大英帝国の宣伝」になった。

 エリザベス前女王は死後も母国のために働く「スーパーグレートお婆さん」だな。

 スペインの無敵艦隊を破り七つの海を支配したエリザベス一世、産業革命を起こし世界中に植民地をつくって大英帝国を築いたビクトリア女王、英国は昔からオンナがスゴイ。

 日本でも安部元総理の国葬が行われる。

 個人的には自民党葬が適当で、国葬は積極的には支持できないが、反対理由の「税金の無駄遣い論」には違和感を感じる。

 ツーカ、税金をろくに払ってもない人に限って、声高に「税金の無駄遣い」を言う。

 また国会議員の中にも「税金の無駄遣い」を理由に反対する人がいるが、以前から国会議員の経費も相当な税金の無駄遣いだ。

 なんて、議員様に向かって「それを言っちゃーオシマイ」か。

 人生という時間の無駄遣いをしながら、オシマイまで生きるボクです。

 (2022.9.24)アンブレラあつし

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