その186 |
♪イマージン オール ザ ピーポー、ピーポー、ピーポー |
昭和ノスタルGーさんの私のブログだが、ノスタルジーは「戻らない過去への美化と幻想」だ。
実際に今から昭和の時代にワープしたら、結構ツライ。
今のトイレはほとんど洋式で、ウオッシュレット、乾燥機能まであるものも多い。
たまに和式に出会うと、躊躇する。しゃがみこんだら、立てなくなるかもしれない今の私だ。
洋式でも古いタイプで冬の寒い季節に便座が冷たいと、体が萎縮して出るものも出なくなってしまう。
ただ、最近の感知機に手をかざして水を流す新型トイレは、すぐに水が出ない事もありアセル。
アセッテ何度も手をかざして、ますますアセル。
昔ながらのレバーを押して、即「ドバー」と水が出るのがいい。
過去の悪い思い出とトイレは早く水に流したい。
流れる水量が節水タイプの水洗トイレもあるがスイセンできない。
シャワーと同じでチョロチョロと水が出るのは気分もスッキリしない。
「華厳の滝」と同じで、勢いよく流れる水が美しいが、トイレの水流を華厳の滝に例えるのは不謹慎か。
勢いよく「ドバ−」っと醤油もソースも「ドバドバ」派のボクだったが、これからは健康のためにも、省エネの生活様式に変異しなければならない。
ツーカ、令和の時代には、令和の様式で生活しないと大変で、昔の生活様式は逆に経費がかかる。
時代に合わせて生きるのが、経済的にも精神的にも楽な生き方だ。
以前の号で、詩人金子みすゞの「みんな違って、みんないい」なんていう言葉を取り上げたが、実際には真逆で「みんな一緒」が安心だ。
一体感の安心感が快感で、経済的にも大量生産されたものは価格も抑えられ、安く買うことができる。
服もオーダーメードは高くつく。既製服を昔は「ツルシ」なんて言ったが、今は死語か。
ハンガーにツルシて販売していたから「ツルシ」だが、私は最近、足がツルシだ。
自分で足の腱を伸ばして治すのだが、年のせいか回復に時間がかかる。
予防薬もあるらしいので、ドラッグストアで探してみるが、最近のドラッグストアってデカい。
しかも、ものによってはスーパーより安い。
生鮮食品はさすがに品数は少ないが、他は何でも売っているかんじだ。
昭和の街の薬屋さんは、こじんまりとしていた。
店先には製薬メーカーの宣伝キャラクターのかわいい象とかカエルとかあった。
カエルは指人形になる小さいものもあって遊べたが、あの時代にカエルことはできないな。
冬の北京オリンピックの開会式をみた。
他局の番組がツマラナすぎてNHKにチャンネルを合わせたのだが、教育テレビの手話通訳の開会式中継が面白かった。
手話通訳者の顔の表情がリアルだ。手話の意味はよくわからない私だが、顔を見ていると何となくわかる。
強いコミュニケーションの意志があれば伝わるが「志心伝心」という熟語はないか。
欧米の「人権」団体から何かとクレームがつく北京オリンピックだが、開会式で、ジョンレノンの「♪イマージン」が流れた。
この曲の歌詞の意味を考えると、中国には「おまゆう」の思いだが、欧米西側も偉そうなことは言えない。
政府関係者の開会式参加は自粛したが、スポンサーは降りないし選手も参加する。
マスコミのオリンピック報道も相変わらず過熱ぎみだ。
「♪イマージン、オール ザ ピーポー」が「♪ヒマージン、オール ザ ピーポー」に聞こえる「暇人」のボクだが、人類が真剣に貧困や平和を考え解決に取り組むなら、スポーツで遊んでるヒマはないな。
「ピーポー、ピーポー」は救急車のサイレン音だが、コロナ感染爆発で、みんなが救急車を使うと「オール ザ ピーポー、ピーポー、ピーポー」になり医療崩壊になるので、うてる人からワクチンをどんどん接種してほしい。
「♪イマージン」の歌詞に「♪ユーメイセイ アイム ア ドリーマ」ってある。
持続可能な夢を持ち続けること、SDGsな夢ならば、夢を失い不幸になることもない。
なんて夢物語を夢想するボクです。
(2022.2.12)アンブレラあつし |