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その176

♪小さい秋、小さい秋、見つからない

「暑さ、寒さも彼岸まで」なんていう諺があるが、最近は夏の暑さが、彼岸を過ぎても続く。

 地球温暖化がさらに進むと、暑さ寒さも「彼岸」までは、人類の
「悲願」になるのか。

「敬老の日」や「秋分の日」などの祝日が続き、土日の休みと重なる今頃を「シルバーウィーク」と言うらしいが、コロナで最近はあまり聞かない。

 春のゴールデンウィークもだが、自粛ムードが一年中継続しているので、季節感のない二年間になっている。

「春の行楽、秋の行楽」は「行楽」で出かける楽しみだ。

「ステイホーム」なんて英語で言うと語感はいいが、日本語にすると「自宅待機」「引きこもり」で、ツライ。

 これからの残り人生の時間が少ない高齢者にとっては、外に出かけて遊ぶ時間がなくなる。

 真面目にコツコツと働き、定年延長までして、ヨーヤク、時間とお金ができた勤勉な労働者が、報われない社会はよくない。

 国内の観光地や温泉に行って孫にお土産を買ったり、御利益のあるらしい神社、仏閣に行って拝んで貰ったり、お札を貰ったりするのが正しい「昭和老人」の生き方だ。

 昭和老人のスポーツに「ゲートボール」というのが、あったが最近はあまり見ないし聞かない。

 昭和の終わり頃には、元気なジーサン、バーサンがゲートボールの用具を抱えて、歩く姿がよく見られた。

 専用のゲートボール場も、あちこちにあって、参加者は自分達のユニフォ−ムまでつくって盛り上がっていた。

 ゲートボールもレクレーションのうちはいいが、勝負にこだわり判定にクレームをつけたり、団体戦の場合は同じチームの選手間で人間関係がまずくなったり、トラブルが色々あったらしい。

 また、熱中して練習のために朝から晩まで家を空ける老人もいたらしいが、同居する嫁にとっては助かるな。

 最近はゲーセンやパチンコ屋(玉が安いやつ)に、タムロする老人がいる。

 冷暖房完備で店員もいるの安心だ。

 そのうち高齢者の福祉事業で、ゲーセンやパチンコ屋の割引券が、市町村から配られたり、ゲーセンやパチンコ屋にシルバーシートができたりするのか。

 シルバーシートの位置はトイレ近くにすることが必要だ。

 トイレが遠いと途中でオモラシすることも考えられるし、トイレから席が遠いと自分の座っていた席を忘れて彷徨うことになる。

 ゲーセンやパチンコ屋の景品棚に「入れ歯洗浄剤」や「大人用おむつ」が並ぶ時代も、やがてくる。

 なんてお年寄りを揶揄することを書いている不謹慎な私だが、そういう私も大きな立体駐車場に車を駐めて、どこに駐めたか忘れることはたまにある。全ては明日は我が身だな。

 将来、私達が入る老人ホームには、シルバーゲームセンターが併設されて、昭和の懐かしいインベーダーゲームや「雀球」(じゃんきゅう)など置かれるかもしれない。

「雀球」は麻雀とパチンコを会わせたゲームで、一時流行った。

 今は見ないが当時は麻雀とパチンコ両方楽しめて面白かった。

 青春の貴重な時間を、無駄に費やさせていただいた「雀球」に感謝の意をこめて「ジャンキュー、ベーリーマッチ」なんちゃって。

 相変わらずの「昭和回帰」のブログは「昭和にケイローの日」で、昭和ノスタルジーさんの私です。

「♪秋を愛する人は、心深き人」だが、秋を愛さない人は「罪深き人」なのか。

 秋を愛する人は、きっと水沢アキのファンだな。

「♪愛を語るハイネのような僕の恋人」だが、愛を語る恋人なんて、イネ、ハー。

「秋の日の、ビオロンのためいきの、身にしみて、ひたぶるに、うら悲し」の「昭和の秋」が見つからないのは、きっと地球温暖化のせいだ。

 地球温暖化で「小さい秋」が、夏に押され、ますます小さくなっていく。

 (2021.9.25)アンブレラあつし

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