その156 |
風に吹かれて風車、風がなくても時代は回る |
前号の写真、天才アインシュタインが黒板に書いた「6−3=6」だが、答えは3で6ではないと思う。
彼にとっては「6ではない」と思う人は凡人なのか。
「ロクでない人」は世の中にいるが、私自身振り返れば「ロクでもないこと」もシバシバしてきて、凡人で「ロクでもない人」だな。
このブログもロクでもない事をずらずらと書き綴り今年も最後になってしまった。
コロナでオリンピックが延期になろうが時間は確実に進んで2020年も年末だ。
来年さらにコロナの感染が継続し、さらに感染爆発になって、かりにオリンピックが中止になっても、時間は進み止まることはない。
「♪時の流れに身を任せ」のテレサ・テンだけでなく、みんな「♪時の流れに身を任せ」て生きている。
「♪回る回るよ、時代は回る」の中島みゆきだけでなく、みんな「回る時代」の中に生きている。
天才アインシュタインも「時の流れ」や「回る時代」を止めることはできない。
天国で志村けんに会ったアインシュタインが、志村けんに「ボクも、アイーン、シタインです」と言ったらウケるな。
「アイーン少年合唱団」なんていうボーイソプラノの合唱団はありませんから。
話はかわるが11月に上野公園で知り合った若手の咄家の落語会に、参加し「逆さがき芸」を披露した。
今年の春に「前座」から「二つ目」になったが、コロナ禍で落語界も大変らしい。
前座は師匠から小遣い程度は貰えるらしいが、二つ目になると自分で営業し稼がなければならない。
舎人公園近くのライブカフェで古典落語二題だけでは人寄せできない。
サックスの演奏と、飛び入りの私の「芸術」を加えて一人1500円の料金で、約30名を集めたが会場代を支払えば、手元に残るのはわずかだ。
舎人線に初めて乗ったが全て高架線の線路でモノレールみたいだ。
舎人公園駅の次の舎人駅が会場の最寄りの駅なのだが、勘違いして舎人公園駅で降りてしまい彷徨った。
公園で何人かに店名の場所を聞いたが、みな分らない。店に電話をしたが駅の目の前だと言う。
若い女性の二人づれがスマホを見ながら同じようにウロウロしていたので、もしかしたらと思い聞いてみると同じ落語会にいくらしい。
彼女らも一駅前の舎人公園で降りてしまったらしく、結局彼女らのスマホをたよりに会場にたどりついた。
「牛にひかれて善光寺」なんて言葉があるが「スマホにひかれて会場へ」のSGGの私だ。
SGGは(昭和ガラパゴス爺さん)の略だが、今後はSGG(スーパーグレート画伯)にも挑戦したい。
昭和ガラパゴスだが、前号で話題にした「スケバン刑事」には斉藤由貴や南野陽子が出ていて昭和オジサンには懐かしい。
でも私は昭和オジサンというより昭和ジーサンなので、個人的にアイドルといえば「柔道一直線」の吉沢京子だ。
アイドルとマドンナの違いは、南野陽子はアイドルで南田洋子はマドンナだが、まーどんな言い方もできる。
来年は丑年、前記した「牛に引かれて善光寺」改め「牛に引かれて善行爺」になりたい午年のボクです。
(2020.12.19)アンブレラあつし |